任天堂が3月に発売した家庭用ゲーム機「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」の国内累計販売台数が、発売26週目で150万台を突破しました(メディアクリエイト調べ)。スイッチは発売17週目にあたる6月19〜25日週に国内累計100万台に到達。そこから9週で50万台以上上乗せし、発売6ヵ月未満で150万台を上回りました。
スイッチは想定を上回る需要により本体の生産が追いつかず、100万台に到達した17週目には発売以来最小規模の2.2万台まで販売台数が落ち込みました。任天堂は品薄状態が長く続いていることを謝罪し、まもなく出荷を増やせる見通しであるとアナウンス。
そして7月21日発売の『スプラトゥーン2』にあわせて、実際に本体同梱セットなどを含め出荷量が増加。その結果、『スプラトゥーン2』発売週の販売台数は3月のローンチ週に次ぐ9.9万台を記録。以降も8.9万台、6.2万台、8.8万台と、これまでにないペースで売れ続けています。
『スプラトゥーン2』発売以前、ローンチ週を除いて本体の販売台数が最も多かった週は、発売4週目に記録した7.8万台。次いで『マリオカート8 デラックス』発売週の7.7万台でした。
流通が止まるお盆を含む週(8月14〜20日)は再び2.2万台にまで落ち込みましたが、『モンスターハンターダブルクロス Nintendo Switch Ver.』が発売された8月21〜27日週には再び増加して7.0万台を販売。累計販売台数は152.8万台(正確には152万7962台)となり、発売半年を前に国内累計150万台を達成しました。
ただ品薄はまだ続いています。実店舗では軒並み完売となり、オンラインストアを見れば、新古品・中古品の販売価格がメーカー希望小売価格を上回る高値となっている状況です。