任天堂が2017年3月3日に発売したハイブリッドコンソール「Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ)」の国内累計販売台数が、発売から17週目(2017年6月19日~6月25日週)で100万台を突破しました(メディアクリエイト調べ)。
Wii U は33週目、PlayStation 4 は46週目で達成しており、近年の据置ハードとしては最速ペースで普及しています。国内の現行ゲーム機で最も普及しているニンテンドー3DSは13週目で100万台を突破しています。
Nintendo Switch の国内累計販売台数が100万台を突破 発売17週で達成
Nintendo Switch の国内累計販売台数が、発売17週目で100万台を突破しました(101.4万台)。近年の据置ハードとしては最も勢いのある数字を見せています。
一方で100万台突破時点におけるソフトの総販売本数は172.4万本で、Wii U(163.4万本)を若干上回ったものの、PS4(250.0万本)を下回りました。
ソフト1位は『マリカ8DX』
最も売れたソフトは『マリオカート8 デラックス』の53.5万本。ついで『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が51.3万本でした。この2本で全体の6割を占めています。
Switch の当面の課題は、入手困難な状況を改善する生産体制の強化です。店頭やオンライン通販では入荷後すぐに売り切れ、品薄が解消されていないにもかかわらず、この週のハード販売台数は発売から最も少ない2.2万台でした。
任天堂は『スプラトゥーン2』が発売される7月から8月にかけて、本体同梱セット「Nintendo Switch スプラトゥーン2セット」の継続出荷も含め、6月よりも出荷量を増やしていくと発表。秋以降は生産体制をさらに強化し、最大商戦期となる年末へ向け、消費者が購入できるよう取り組んでいくとしています。
国内では7月の『スプラトゥーン2』に加えて、8月に『モンスターハンターダブルクロス』が発売。本体をどれだけ出荷できるかにかかっていますが、注目ソフトの登場で普及にさらに弾みがつきそうです。