Nintendo Switch / Wii U ソフト『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、夏と冬に追加コンテンツ(DLC)の配信が予定され、ニンテンドーeショップなどデジタルコンテンツを扱うストアで「エキスパンション・パス(シーズンパス)」として2500円(税込)で販売されています。
Contents
追加コンテンツの配信は、ゼルダ初の試み
追加コンテンツは、『ゼルダの伝説 BotW』の広大なハイラルをより深く楽しめるように開発されるもので、追加コンテンツの配信は、ゼルダシリーズとしては初めての試みでもあります。収録内容に関しては、発表当時に概要が発表されていましたが、夏に配信予定の第1弾「試練の覇者 (しれんのはしゃ)」について、さらに詳しい内容が明らかになっています。
DLC第1弾:試練の覇者 詳細
DLC第1弾「試練の覇者」には主に6つの内容が収録。
剣の試練(つるぎのしれん)
以前は「試練の洞窟」と呼ばれていたダンジョンの名称が「剣の試練」に変更。ハイラルのとある場所に行くと、敵が次々と現れる「剣の試練」にチャレンジできます。無機質な部屋の中にあって、自然が広がる不思議な空間で待ち受ける敵を倒していきます。
試練は装備なしの状態でスタート。部屋にいる敵を全滅させると、奥の部屋に進めるようになるというおなじみのルールで、約45部屋ある試練の踏破を目指します。
クリア特典は、マスターソードの力が目覚めることによる、攻撃力の常時最大化。
足跡モード
マップの新機能として「足跡モード」が追加されます。その名の通り、自分がどこを歩いてきたのか、その履歴がマップに表示される機能です。足跡を表示できる時間は、過去200時間。どこへ行き、どこへ行っていないのかがよく分かるので、未見のエリアを開拓したり、見つけていない祠を探したり、クリア後の達成率を上げていくのにも役立ちそうです。
ハードモード
高難易度の「ハードモード」が『BotW』にも登場。今回のハードモードでは、出てくる敵の強さが1段階アップ。たとえば、ボコブリンは赤ボコブリンが最初から青ボコブリンの状態で登場します。通常モードでは見ることのできない、最上位の敵も登場するとか。
さらに、ハードモードの敵の特徴として、ダメージを与えてもほうっておくと徐々に体力が回復したり、リンクに気が付きやすくなっていたりもします。場合によっては戦略の練り直しが必要になるかも。
空中に敵や宝箱が出現
また、空中に敵や宝箱が登場することも。足場としてうまく利用できれば、ガンバリゲージの回復にも使えそうです。
ワープマーカー
自分のいる場所をワープ地点としてマップに登録できるようになるのが、この「ワープマーカー」。「ワープマーカー」は、世界のどこかに置かれている宝箱に入っていて、使うことで自分の現在地をワープ地点としてマップに登録可能。一度に登録できるのは一か所のみだということですが、好きな場所をワープ地点に登録できるのは重宝しそうです。
宝探しで見つける装備品8点
『ムジュラの仮面』や『トワイライトプリンセス』など、過去シリーズの作品をモチーフとする装備品が入った宝箱が、ハイラルの世界のどこかに8つ出現。なんとチンクルの装備も登場します。
過去作品モチーフの装備品 8点
- ムジュラの仮面
- ミドナの冠
- チンクルの頭巾/チンクルの服/チンクルのズボン
- ファントムの兜/ファントムの鎧/ファントムのすねあて
コログのお面
「コログのお面」は世界に900体いるコログを見つけやすくするお面。世界のどこかに追加される宝箱に入っている点は他の装備品と同じですが、このお面を装備した状態で隠れているコログの近くを通ると、お面が揺れて教えてくれるという特殊効果が備わっています。
まとめ:BotW のハイラルをより深く楽しむ DLC
「足跡モード」と「ワープマーカー」「コログのお面」は探索が便利になりそうで、諦め気味だったコログのお面探しを頑張れそう。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の追加コンテンツは「エキスパンション・パス」として Switch / Wii U それぞれのバージョンが2500円で販売中。DLCごとの単品販売はなく、「エキスパンション・パス」を購入することで、夏だけでなく冬のDLCも配信され次第楽しむことができます。また購入特典として「エキスパンション・パス」限定装備も手に入ります。
冬に予定される第2弾では、新しいダンジョンやオリジナルストーリーを楽しめるチャレンジが追加予定。
|