2013年に Wii U で発売されたオープンワールド・アクションアドベンチャーゲーム『LEGO City Undercover (レゴシティ アンダーカバー)』が、現行機種 (国内ではNintendo Switch / PlayStation 4) 向けに移植発売。
オリジナル版発売から4年が経過し、ハードも移行。このページでは、オリジナルWii U版と現行機種版でどこが変わったのかをまとめています。
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レゴシティ アンダーカバーが現行機種で再登場
LEGO City Undercover (レゴシティ アンダーカバー) とは
『LEGO City Undercover (レゴシティ アンダーカバー)』は、2013 年に Wii U で発売されたアクションアドベンチャーゲーム。
レゴゲームを手がける TT Games の開発部門の1つである TT Fusion が開発を担当した、レゴのビデオゲームで初めて本格的なオープンワールドを採用したタイトルです。
Wii U 版の販売は任天堂が担当し、スマッシュヒットを記録。レゴゲームの日本国内展開再開のきっかけともなりました。
人も車も、お店もレゴブロックでできた『LEGO City』シリーズの世界観でできた「レゴシティ」を舞台に、プレイヤーは警察官チェイス・マケインとなり、脱獄した凶悪犯レックス・フューリーを再び逮捕し刑務所送りにするため、様々なミッションをこなしていきます。
シャーロック・ホームズやタイタニックなど、さまざまな映画・音楽をオマージュしたジョークやユーモアが盛りだくさん。かつレゴゲームらしいユーモアも盛り込まれている素敵なゲーム。『スーパーマリオ』など任天堂作品のオマージュネタも多数存在しています。
Wii U版の特徴
任天堂が販売を担当した Wii U 版は、Wii U GamePad の機能をフル活用。
写真を撮影したり、犯罪者スキャンに用いたり、マップ表示やナビゲーション、仲間との通信など様々な場面で操作の相棒としてGamePadが活躍します。
Nintendo Switch / PS4 版の特徴
画質の向上
現行機種に対応するにあたって、最も大きな変化は画質の大幅な向上とマルチプレイ対応です。
スイッチとPS4版では1080pのフルHD解像度に対応しているほか、フレームレートもより安定しました(PS4が最も安定したバージョンで、以下Switch>Wii Uの順)。
Nintendo Switch版の解像度はTVモードで1080p、携帯モードで720p。フレームレートは概ね30fpsです。
様々なエフェクトが加わり最も綺麗になっているのはPS4版ですが、スイッチ版も引けを取らないくらいに美しくなっています。
ロード時間の短縮
またWii U版での大きな不満点だった起動時などで発生する長時間のローディングも現行機種バージョンでは改善され、遊びやすくなりました。
マルチプレイ対応
オリジナルWii U版では1人プレイ専用だったものの、現行機種バージョンではオフライン画面分割によるマルチプレイに対応。最大2人でレゴシティの世界を遊び回ることができるようになりました。
任天堂要素その他
移植にあたって、Wii U版よりも乗り物の数が増加。任天堂要素に関しては、スイッチ版では、Wii U版にあった要素がそのまま存在。PS4版はその部分が少し変更されています。
Wii U | Switch | PS4 | |
---|---|---|---|
プレイ人数 | 1人 | 1 – 2人 | 1 – 2人 |
画質 | △ | ○ | ◎ |
解像度 | 720p | 1080p(TVモード) 720p(テーブルモード、携帯モード) | 1080p |
フレームレート | 30fps | 30fps | 30fps (屋内や特定の場面では60fps) |
任天堂要素 | ● | ● |