Wii U『LEGO City: Undercover』、海外レビュースコア。ロード時間等に苦言も内容は概ね高評価


 

Wii U期待の新作レゴゲーム『LEGO City: Undercover』が発売を迎え、海外サイトでのレビューも出揃ってきています。


これまでに25サイトを越えるレビューがあり、メタスコアは79と概ね好評です。近年の評価が高いレゴゲームと比べてもほぼ同等(だいたいどれも80前後)。最高は95点、最低は50点となっています(100点満点換算)。

ロード時間に難があることを複数サイトで指摘されていますが、にもかかわらず、ゲームプレイや脚本などは高い評価を得ていることから、ゲーム部分は十二分に楽しめる出来になっているようです。

95/100 Canadian Online Gamers

『LEGO City: Undercover』は、唯一の不満点である広範囲に渡るロード時間があろうとも、待っただけの価値が間違いなくあるゲームです。定評のあるレゴゲームプレイに、幾つかの素晴らしい新機能やコミカルな脚本、エンターテイメント性の高い物語がちりばめられ、どの年齢層でも楽しめるゲーム体験となっています。

『LEGO City: Undercover』は、『LEGO』フランチャイズのファンやWii Uユーザーにとって、マストバイなゲームです。

90/100 The Escapist

簡単に言ってしまえば、『LEGO City: Undercover』はとても楽しいゲームです。

楽しくて、やりがいもあり、夢中になれる大量のエクストラコンテンツが用意されている。多少の粗はあるけれど、その他の部分で十分に楽しいのに、その点についてくどくどと話すのは野暮でしょう。

90/100 Machinima.com

プレイ開始まで、またはミッションを切り替える際に短くはないロード時間が発生する事や、カメラで気になる問題はあるものの、『LEGO City』で見つかる膨大な自由や楽しさの前では些細な不満です。この数日の起床時間中、約4割を『LEGO City』に費やしているにもかかわらず、もっと遊んでいたいと感じています。

90/100 Cubed3

発売からここまでのWii Uのソフトウェアライブラリにおける1つのハイライトとして、『LEGO City: Undercover』は、大規模で、探索しがいのある魅力的なオープンワールドと適度にベタなアクションシーケンスが調和し、老いも若きもにアピールできるでしょう。

視覚的にもサウンド的にも優れたシステムを構築しながら、長いロード時間や一握りの不満がゲームの妨げになっているものの、『LEGO City: Undercover』はWii Uユーザーなら購入すべきタイトルの1つに仕上がっています。

90/100 Toronto Sun

『LEGO City: Undercover』は、おそらく過去最も野心的な『LEGO』ゲームで、よりボリュームのあるにバラエティに富んだ環境、思い出に残るシーケンスがある箱庭ゲームに仕上がっています。物語を追うことやツーリングも同様に楽しめます。

Wii Uに他のサンドボックスゲームがまだ発売されていない中で、『LEGO City: Undercover』はWii Uのソフトウェアライブラリ充実の後押しになります。

90/100 Eurogamer

『LEGO City: Undercover』は、著名なSFやファンタジー作品のライセンスを冠していないかもしれませんが、Traveller’s Talesは、メジャーなゴッサムシティやギャラクシーの彼方の背後に潜ませながら開発を進め、素晴らしい脚本やまばゆいレベルデザインを絡ませ、何度も楽しめる賞賛に値する価値のある魅力的なキャラクターを実現させています。

『LEGO City: Undercover』は絶えず完璧な作品ではないものの、Traveller’s TalesとTT Fusionが偉大な開発スタジオである事を示す好例で、最低でも、無心で楽しめる時間があると言えます。

85/100 GameInformer

完璧ではないけれど、『LEGO City: Undercover』以上にオススメできるのWii Uゲームは今のところ見当たらない。TT Gamesのリリースしてきた膨大なレパートリーの中でも、最も興味深く、非常に洗練されたゲームで、また重要なギャップを埋めてくれるゲームでもあります。

今や子供たち(と、その親も一緒になって)は、たとえアイスクリーム販売トラックで街の人々を轢きそうになったとしても、笑顔でいられる巨大な街を遊び回ることができるのです。

84/100 GameTrailers

『LEGO City: Undercover』はWii U専用にデザインされていますが、GamePadをゲームの世界に持ち込み、多用していることからも、それは別段驚く事ではありません。タッチスクリーンはマップとして機能するほか、ビデオ通話やゲームメニュー、スキャンニングにも活用されます。さらには写真を撮影し、Miiverseへ投稿することもできます。

GamePad単体で遊ぶ「Off-TV Play」には対応していませんし、ミッションやカットシーンの度に長時間のローディングが挟まれるのは残念なところです。これらは些細な部分と言えますが、長期に渡りレゴシリーズの定番となっているドロップインや協力プレイといったマルチプレーヤーモードが非搭載である点は見逃せません。

協力プレイが搭載されていないのは思わぬ落胆を招きましたが、『LEGO City: Undercover』はこれまでのシリーズで最高のゲームといえます。本作は一貫して楽しさと驚きに満ちており、まったくの罪悪感無しに、素晴らしいオープンワールドゲームの自由さを提供しているのです。

80/100 Nintendo World Report

全体を通して、『LEGO City: Undercover』は、これまでプレイした中で最も洗練された『LEGO』ゲームです。ユーモアは、時にくだらなくもあるけれど、ゲームの長いキャンペーンを魅力的にするためにゲームプレイに寄り添っています。

『LEGO City: Undercover』は、Wii Uの最近のタイトル不足を救ってくれはしないけれど、『LEGO』ゲームと相性の良いユーザーにとってはとても楽しい娯楽作品です。

80/100 IGN

『LEGO City: Undercover』は、非常に馴染みのある体験の最良の反復で、そこが安心や問題を招いているかもしれない。果てまで見えるワールドマップが印象的で、Traveller’s Talesはこの様々な場所にコレクターグッズを置いている。これにより、キャンペーンモードが終了した後でもシティ内でやれることが沢山残っていて、コレクターフェチならさらに長時間楽しめるでしょう。

アンダーカバーのストーリーは、数え切れないほどの映画やテレビ番組からの楽しいオマージュが溢れていて、メジャーなライセンスが無いにもかかわらず、登場キャラクターに強い個性を持たせる事に成功しています。

とはいえ、頻繁なローディングタイムや協力プレイの非搭載、この他にもある複数の問題(ローディングタイム、ルーチンプレイ)があり、『LEGO』フランチャイズをより大きな次の段階へ進めるには至りませんでした。

80/100 Nintendo Life

ブロック表示の部分で幾つか技術的な問題はあるものの、『LEGO』ゲームにオリジナルストーリーを持たせて馴染みのある建造物と組み合わせ、多種のユーモアやばかばかしいほどの大量の収集発見アイテムが用意された『LEGO City: Undercover』は、ビッグライセンスが無かろうと超大作の『LEGO』タイトルであることを証明しました。

70/100 Polygon

『LEGO City: Undercover』のような広大なゲームで、広範囲に渡って興味や密度を維持し続けることは、ターゲット顧客がどうあれ厳しくなるでしょう。このジャンルでスパイスとしてよく見受けられる猥褻な場面や暴力を避けなければならない事を考えてみれば、『LEGO City: Undercover』はとびきり印象的に見えます。

でも、それらと引き替えにして、より多くのレゴの長所が盛り込まれていないことについてはがっかりしていないとはいえない。

レゴの見た目を表現したことは、注意を引き続ける事は無いものの、素晴らしい功績です。レゴの感触まで捉えていたとしたら、止め時が見つからないでしょうね。

70/100 Destructoid

“チャーミング”。『LEGO City: Undercover』を1語で説明するのに相応しい言葉です。欠点はありますが。

もっと箱庭ゲームのシナリオを生かせたかもしれないし、これまでのお約束に神経質にこだわりすぎたかもしれないが、それにもかかわらずアンダーカバーは安定した面白さがあり、たまに覗くコミカルなどたばた劇は、新しいレゴワールドのポテンシャルを示してくれます。

TT Gamesが新作を作るチャンスがあるのなら、今回のコンセプトの拡張や、アンダーカバーのハイライトポイントである新鮮な要素へ、もっとフォーカスすることを期待しています。1作目としてはかなり良く出来た取り組みであるし、さらなる展開を見てみたいです。

味のある作品になる可能性を持って、立派に最初のレゴブロックを積み上げました。

60/100 Joystiq

デベロッパーのTT Fusionが言う、100%コンプリートには40~50時間かかるという話は誇張ではありませんでした。この街はリバティーシティではありませんが、レゴシティもまた巨大です。

『LEGO City: Undercover』には幾つかがっかりさせられる点はあるものの、トータルでの失望にはなりません。キャンペーンモードはその他の楽しみと比較してエキサイティングな要素を欠いていますが、大きな期待も持ち合わせています。

開発スタジオのTT Fusionは、極めて適切に、『LEGO』ゲームが彼らの両脚のブロックで自立出来る何かに向かって、アンダーカバーを創り上げているように感じます。ただ、まだ実現はしていませんが。

50/100 Edge Magazine

『LEGO City: Undercover』は複数の欠点を抱えていますが、ターゲットとするユーザーは問題とはしないでしょう。

子供にとって、この巨大でチャレンジしがいのあるゲームは、巨大なオープンワールドゲームのおもちゃの街中にちりばめられた、お馴染みの収集要素や備品の破壊、また『LEGO』ゲームの基本的なパズルを提供してくれます。

唯一、イライラさせられるドライビングミッションでは一時的に父母の力が必要になるでしょう。ですが、親や大人にとって、アンダーカバーは、風刺の調子がありつつも魅力的に映らないかもしれません。

『LEGO City: Undercover』はプラスチック製のGTA(このゲームにはそもそもユーモアが殆どありませんが)ですね。それにこのジャンルには、より洗練されたタイトルやクローンが既に生み出されています。

レゴ(R)シティ アンダーカバー
レゴシティ アンダーカバー
メーカー: 任天堂
開発: TT Fusion
ジャンル: アクションアドベンチャー
発売日: 2013-07-25
プレイ人数: 1人
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