任天堂が開発中であると伝えられている、AIアクションゲームシリーズ最新作『ピクミン4』。「完成間近」だという宮本茂氏の発言からもうすぐ1年になりますが、その後の開発状況はどうなっているでしょうか。
E3 2016 期間に行われた Gamerant とのインタビューで、宮本氏は改めて『ピクミン4』を開発していることを確認。
ゲーム詳細や進捗具合に対する具体的な回答は得られなかったものの、うまくいけば任天堂内部で進められている複数プロジェクトの中でも優先度が上がりはじめるとして、すぐにではないにせよ、そう遠くないうちに情報が解禁となる可能性を示唆しました。
ただし今は、より優先順位の高いプロジェクトを進めているということです。
去年の段階でほぼ出来上がっていたのなら、今年この時期になっても情報が出てこないのは妙ですが、現行機向けではなく、新型ゲーム機「NX(開発コード名)」向けに開発されているならまあ納得のいく話。NX は年内に詳細発表が行われる予定で、対応ソフトもその場でお披露目となることが期待されています。あるいはちゃぶ台返しが行われた可能性も。
『ピクミン』は数百万本のヒットだとか、ハードを大きく牽引するといった類のソフトではないので、グローバルに見て新ハードの勢いを継続できるよう戦略的にソフトの発売スケジュールを決めていく中で、限られたリソースを他タイトル・サービスに振り分けるのは仕方のないことかもしれません。