『FIFA 17』は“唯一の La Liga 公式ビデオゲームになるだろう”
世界的なサッカーゲーム『FIFA』シリーズを展開する Electronic Arts と、La Liga のアンバサダーを務めるフェルナンド・モリエンテスは、レアル・マドリードのホームスタジアム、サンティアゴ・ベルナベウでの公式プレゼンテーションで独占契約の締結を発表しました。
イングランドのプレミアリーグに続いて、EAが世界トップリーグとの包括的な独占契約を締結。契約の強化によって、プレミアリーグのチームや選手、スタジアム等々が『FIFA』ゲーム内で再現されているように、リーガ・エスパニョーラに関しても、より深い関わりとなることが期待されます。
『FIFA 15』『FIFA 16』に収録されたスペインのスタジアムはわずかに4(カンプ・ノウ、ビセンテ・カルデロン、デ・メスタージャ、サンティアゴ・ベルナベウ)。
今回のライセンスで、その他の有力チームのホームスタジアム、たとえばUEFAヨーロッパ・リーグ3連覇のセビージャのラモン・サンチェス・ピスフアンや、ビルバオのサン・マメスの追加などが強く望まれています。
他方、『ウイニングイレブン(PES)』シリーズのコナミは、スペインリーグの収録にあたってそれぞれのクラブチームと個別の交渉が必要に。ライセンス取得では、さらに厳しい立場に立たされることが予想されます。今のところ、『ウイイレ2017(PES 2017)』発売時に、どれだけの実在チームおよび選手が収録されるかは明らかになっていません。
La Liga のアンバサダーを務めるモリエンテスは「僕らは世界最高のリーグだし、EAもフットボールゲームにおいて最高の会社です」とコメント。
El Moro(エル・モロ)の名で親しまれた、レアル・マドリードやモナコ、リバプール、バレンシアなどでプレーしたFWは、EA Sports のマーケティング・マネージャー Yeray Romera 氏と『FIFA 17』で対戦して見事に勝利。脚だけでなく、ゲームの操作にも長けている事を見せてくれました。彼が選んだチーム?もちろん最も在籍歴の長いレアル・マドリードでした。
『FIFA 17』は2016年9月29日に発売予定です。