今朝、一部の報道機関で報じられた「任天堂、主力機 Wii U 生産終了 年内にも」を受けて、任天堂はメディアを通じて回答。報道内容は任天堂からの公式発表ではなく、「来期以降も Wii U の生産を継続して行う方針」だとコメントしました。
今回の報道では、Wii Uが販売不振で回復が見込めないこと、Wii U向けに供給する部品メーカーからの話として、既に一部の部品の生産を中止しており、年内にも部品在庫が無くなる見込みであること、加えて「NX」の発表でさらなる販売減が予想されることから、Wii U本体の生産終了が決まったとされていました。
さて、任天堂は「来期以降も Wii U の生産を続ける方針」と回答したわけですが、“来期以降(2016年4月以降)”というのがミソで、年内(2016年12月まで)に生産終了とする今回の報道を明確に否定したわけではないんですよね。歯切れが悪い。
いずれにしても、2017年3月期(2016年4月-2017年3月)のWii U を含めた任天堂ハード・ソフトの具体的な販売計画は、4月27日に発表される2016年3月期の通期決算で発表されるので、遅くともそこではっきりしそうです。