Ubisoftは9日、3月8日にワールドワイドでローンチを迎えた『Tom Clancy’s The Division』の初日24時間の販売本数が、過去作品の記録を塗り替え、Ubisoft史上最大となったと発表しました。各プラットフォームのデジタルストアで販売される本編DL版の総販売数もまた、初日レコードを記録しています。
「『The Division』の立ち上げが、Ubisoftにとってとてつもない大きな偉業であるとともに、魅力ある新規タイトルを制作し、かつそれを娯楽超大作に仕上げる我々の他にない開発力を実証したものだといえます」とUbisoftのCEO Yves Guillemot氏はコメント。
Guillemot氏はまた、『The Division』の立ち上げ成功により、Ubisoftはゲーム業界で最もローンチが成功した新規ブランド4作品のうち3作品を生み出したと述べ、同社が新規IP開発に積極的であることや、またそれを商業的な成功に導いている点を強調しています。
『The Division』の具体的な販売本数は明らかにされていないものの、Ubisoftは2014年5月の『Watch Dogs』においても初日レコードを報告。初週セールスは400万本強を達成していました。
『The Division』はXbox One、PlayStation 4、PCに対応する、オープンワールドで展開されるサードパーソン・シューティングスタイルのマルチプレイオンラインRPG。日本では2016年3月10日に発売。
Ubisoftは今期、『アサシン クリード』の新作『Assassin’s Creed: Syndicate』の不振もあってQ3までは業績も低迷。通期予想も下方修正しています。ただQ4に関しては『Far Cry Primal』やこの『The Division』のローンチがあることで、ホリデーシーズンを含む10-12月期の実績を上回る売上を見込んでおり、セールスに自信を見せていました。
[追記]
Ubisoft から初週5日間のセールスが報告され、Activisionの『Destiny』を上回り、ビデオゲームの新規IPが持つ初動記録を更新したことが明らかになりました。