- Fireタブレットがシャットダウンを繰り返す不具合が頻発
- 購入後3年弱が経過
- バッテリー寿命?
Amazon が展開しているタブレット端末「Fireタブレット」シリーズ。比較的低価格で購入できAmazonのエンタメサービスなどに活用できることから(それプラス、以前はGoogle Playも非公式に導入可能でした)、人気となっています。我が家でも何台か購入しており、電子書籍の読書や動画、音楽、Alexa に利用しています。
現在メイン利用のFireタブレットは「Fire HD 10 Plus」。2021年発売の第11世代です。
発売後すぐに購入し、2年以上愛用しています。が、このところ調子が悪く、アプリを起動するとシャットダウンするようになってきました。症状が悪いときはホーム画面を開いている段階で落ちます。
早いような気もするけれど、調べるとだいたい「タブレットの一般的な寿命は2〜3年」と出てくるし、そろそろ寿命なのか?でも、早くない?
Contents
タブレットの寿命は2〜3年?
調子が悪くなってきた我が家の「Fire HD 10 Plus」。2021年に購入し2年以上Kindle本の電子書籍・雑誌の読書などに利用してきました。使っているうちに徐々に不具合も増え始め、アプリの起動に時間がかかったり、端末がシャットダウンすることも増えてきました。そろそろ寿命なのか?
「タブレット 寿命」で検索したときに多く出てきたのが一般的に「2〜3年」「3年前後」という記事。ちょうど期間が合致します。
理由1:OS やアプリの要求性能が上がる
端末の動作が重くなる、調子が悪くなる理由のひとつは購入後の OS やアプリのアップデート。
アップデートのたびにじわじわと要求される本体性能が上がっていき、逆に徐々に古くなる本体にかかる負荷が大きくなります。OSやアプリのアップデートはセキュリティ強化が含まれる場合も多いので、アップデートを行わずに使用し続けるのはリスクが高くなります。また古い OS はアプリのサポートから外れ使えなくなる可能性も。
理由2:バッテリーの消耗
タブレットに使わているリチウムイオンバッテリーの寿命がそもそも2〜3年であるため。使用条件により異なるものの、充放電を300~500回(満充電から完全放電までのサイクル)繰り返すと著しく性能が劣化していくと言われています。
もし毎日フル充電をするほど使うなら1年から1年半ほどで劣化がはじまることに。通常はそこまで激しく利用しないでしょうけれど。とはいえ充電を繰り返せばバッテリーの消耗は避けられません。
端末が勝手にシャットダウンや再起動を繰り返す症状も、バッテリー劣化で引き起こされる場合があるそう。
対処法は?
バッテリー寿命が理由なら完全な対処法はないように見えますが、とりあえずできることを。
端末の再起動
とりあえず、端末を再起動。といってもシャットダウンを繰り返すので再起動は行われていますが。
キャッシュファイルの削除を含む再起動を行う場合は、端末の電源が入った状態で電源ボタンを40秒長押しし、指を離します(途中で画面が暗くなりますが、指を離さず40秒経過を待ちます)。
ソフトウェアを最新版に更新する
「設定」>「端末オプション」>「システムアップデート」>「今すぐチェック」をタップ。
際しバージョンが適用されているかを確認します。最新版へのアップデートが可能であれば、自動的にダウンロードされます。
不要なアプリを削除
使っていない、利用頻度の低いアプリは削除します。アプリのインストールは必要最小限にしバックグラウンドでの動作を減らします。
初期化(工場出荷時の設定にリセット)
Fire タブレットを初期化して、工場出荷時の状態に戻します。初期化するとすべてのデータが消去されるので、必要に応じてデータのバックアップを取ることを忘れずに。
また端末に登録されているAmazonアカウント情報も消去されるため、初期化後は再ログインが必要になります。ID・パスワードを忘れないように注意しましょう。
その後の経過
対処方法を上からすべて試し、最終的に初期化まで実行。初期化前と比べ動作はキビキビとなったかな?という印象。シャットダウンの回数も、今のところは減っています(なくなったわけではない)。最悪は脱しましたが劇的に改善して購入直後のような快適さに戻った!ということはなく。
動作が少し快適になったのは良かった。