Take-Two Interactiveの2014年3月期Q3業績が発表されています。Non-GAAPベースによる2013年10-12月の売上高は7億6,765万ドル(前年同期比+89.5%)、純利益は2億1,071万ドル(同+167.4%)でした。
傘下にRockstar Gamesや2K Sports、2K Gamesレーベルを抱えるTake-Two、今期は『Grand Theft Auto V』が売上増に大きく貢献したのはいうまでもなく、『NBA 2K14』や『WWE 2K14』も好調でした。デジタル分野の売上高も『GTA』シリーズや『NBA 2K』フランチャイズ、『Borderlands 2』、『BioShock Infinite』により1億3,280万ドルと前年同期比42%増加しています。カタログセールスは1億1,300万ドルでした。
各ソフトの販売本数としては、Take-TwoのPS4/Xbox One向け初タイトルとなった『NBA 2K14』が他プラットフォーム版も含めた累計でシリーズ最速の500万本を突破しているほか、『NBA 2K』シリーズ全体の累計販売本数も3,500万本というマイルストーンに到達。『Borderlands 2』は2Kレーベル最大のヒットとなる累計850万本を突破しています。
また、2013年のゲーム業界最大のヒットタイトルとなったRockstar Gamesの『Grand Theft Auto V』は、累計3,250万本という驚異的な本数を記録しています。3,250万本という数字、ニンテンドーDSで発売されたどの任天堂タイトルよりも大きく、Wiiで歴代2位の『マリオカートWii』(3,526万本: 2013年12月末時点)に早くも接近しています。ちなみに歴代1位は『Wii Sports』で、2013年9月末時点の売上は8,199万本。世界一売れたテレビゲームソフトとしてギネスに認定されています。