任天堂が26日に発表した2018年3月期の決算は、売上高が大台を回復する1兆557億円で前期から116%の増加。営業利益は505%増の1,776億円、経常利益は296%増の1,994億円、純利益は36%増の1,396億円でした。第3四半期決算では為替差益202億円が計上されていましたが、その後の為替相場の変動によって、期末時点では結果的に為替差損が発生し、7億円の為替差損が営業外費用に計上されています。

2017年3月に発売した家庭用ゲーム機 Nintendo Switch が、1,500万台を超えるヒットとなったことや(2017年3月からの累計販売台数は1,779万台)、1,000万本を突破した『スーパーマリオ オデッセイ』など、ソフト面も6,351万本を販売と好調でした。デジタル売上高も600億円を上回る規模に拡大しています。

各製品の販売数 / 売上高

各製品の販売数

ニンテンドー3DS – 640万台(▲12%) / 累計7,253万台
ニンテンドー3DS ソフト – 3,564万本(▲35%) / 累計3億6,489万本

Nintendo Switch – 1,505万台(+449%)/ 累計1,779万台
Nintendo Switch ソフト – 6,351万本(+1063%) / 累計6,897万本

ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン – 528万台
amiibo (フィギュア型) – 約1,030万体(+13%)
amiibo (カード型) – 約580万枚(▲38%)

2017年4月から2018年3月にかけて、任天堂のミリオンセラーは12タイトルでした。最大ヒットは『スーパーマリオ オデッセイ』の1,041万本。

各事業の売上高

ニンテンドー3DS – 1883億円(▲24%)
Nintendo Switch – 7534億円(+579%)
その他* – 730億円(+83%)
*ニンテンドー3DS、Nintendo Switch 以外のゲームプラットフォームや amiibo、バーチャルコンソール等

デジタル売上高** – 608億円(+87%)
**パッケージ併売ダウンロードソフト、ダウンロード専用ソフト、追加コンテンツ等

スマートデバイス・IP関連収入等 – 393億円(+62%)
その他(トランプほか) – 17億円(+1%)

2019年3月期について

2019年3月期の業績予想は、売上高が1兆2,000億円、営業利益が2,250億円、経常利益が2,300億円、親会社株主に帰属する当期純利益が1,650億円。為替の想定レートは、1ドル105円、1ユーロ125円としています。

販売目標はニンテンドー3DSがハード400万台、ソフト1600万本。ハードは4割近く、ソフトは5割以上減少する見通し。一方のニンテンドースイッチは、ハードが3割増の2000万台、ソフトは5割以上増加の1億本の達成を目指します。年内には『マリオテニス エース』や『大乱闘スマッシュブラザーズ』などが発売予定。またオンラインサービスの有料かも9月より始まる予定で、順調に立ち上がれば収益に寄与する規模するとなっていくはずです。

スマートデバイス向けビジネスでは、現在の配信タイトルを軸としながら『マリオカート ツアー』などの新タイトルをリリース予定。

なお、6月の任期満了をもって、君島達己社長が退任することが発表されています。後任は経営企画室長の古川俊太郎氏。任天堂は6月より新体制で新たなスタートを切ります。

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