任天堂は29日、YouTubeの広告収益を動画製作者とシェアする「Nintendo Creators Program」を開始したと発表しました。
「Nintendo Creators Program」は、YouTubeにアップロードされた任天堂の著作物を含む動画の広告収益を、任天堂と動画を作成したユーザーとでシェアするサービス。2014年5月に発表されていたアフィリエイトプログラムがこの度サービスインとなりました。
これまでは、動画に任天堂の著作物が含まれていた場合、YouTube規約に従い任天堂へ広告収益が付与されていました。今後はこのサービスを利用することで、任天堂のゲームを使用してYouTubeへ動画を制作・アップしていたユーザーも、広告収益を上げられるようになります。
サービスへは、チャンネル単位の登録、あるいは動画単位でも登録可能。収益のシェア比率はチャンネルが7割、動画が6割。ただし、チャンネルを登録した場合は、内容を問わずチャンネル内のすべての動画に関する収益を任天堂とシェアする形となるので、別ジャンルなどの動画がある場合は注意が必要です。
登録にはYouTubeへ動画をアップするためのGoogleアカウントと、収益の受取先としてPaypalビジネスアカウントが必要とのこと。