任天堂は27日、YouTubeで公開されている映像に関して、ユーザーが任天堂の著作物を使含む映像で広告収入を得られるアフィリエイトプログラムを準備していることを発表しました。
任天堂はTwitterで、「YouTube映像に関するお知らせ」をツイート。それによると、任天堂が許諾した任天堂の著作物を含む映像には広告が付き、その広告収益は通常Googleと任天堂とで分配されますが、より積極的に任天堂の著作物利用を希望するユーザーに対しては、広告収益の一部を受け取ることができるアフィリエイトプログラムを準備しているとのこと。
“より積極的に”というのは、任天堂のコンテンツを単純に転載するのではなく、独自性の強い、オリジナリティの高いコンテンツに仕上げているかどうかということなのでしょうね。
プログラムの詳細は後日発表されます。任天堂のコンテンツを利用したコンテンツ制作で収益化まで認めるというのは興味深い動きです。
任天堂は、ニンテンドー3DSやWii Uでクリエイト型のゲームソフトを複数発売していますし(絵心教室やバンブラ、うごメモ等)、29日に発売する『マリオカート8』でも「マリオカートTV」機能によりYouTubeへハイライト映像をアップロードすることが可能です。MKTVの映像はマネタイズ不可だと聞いたような気がしますが、続報を待ちましょう。
【YouTube映像に関するお知らせ】任天堂は以前より、不適切なものを除いて、YouTube上の任天堂の著作物を含む映像を正式に許諾しています。許諾した映像には広告がつくことがあり、その広告収益は従来のポリシー同様、Googleと任天堂で分配されます。(1/2)
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2014, 5月 27
【YouTube映像に関するお知らせ】その上で、より積極的な任天堂著作物の利用を希望される方に向けて、広告収益の一部を受け取れるアフィリエイトプログラムを準備しています。アフィリエイトプログラムの詳細については、後日続報いたします。ご理解の程、よろしくお願いいたします。(2/2)
— 任天堂株式会社 (@Nintendo) 2014, 5月 27