欧州任天堂も社長交代で新体制、18年間社長を務めた柴田社長は日本に帰国し新たな役職


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任天堂ヨーロッパの社長を18年にわたって努めてきた柴田聡氏が京都本社に帰国します。6月28日付で取締役 上席執行役員に就任し、営業本部長 兼 業務本部長、企画部・グローバルマーケティング室担当という新たな業務に就いています。

柴田社長は1985年に任天堂に入社。1999年2月より任天堂オーストラリアの社長を務めた後、2000年6月に任天堂ヨーロッパの社長に就任。そこから18年間、ヨーロッパ事業の指揮を執ってきました。ニンテンドーダイレクトでは、亡くなった岩田聡社長とダブルサトルを見せてくれたことも。

柴田社長に代わってNoE社長を任されることとなったのは、2015年まで任天堂フランスのマネージング・ディレクターを担当し、ここ3年は NoE の欧州子会社及び関連会社のシニア・マネージング・ディレクターを務めていたStephan Bole氏。

「柴田さんの貢献が、任天堂の欧州事業を支えてきたといっても過言ではありません。過去18年間の彼の努力によって、任天堂製品がヨーロッパ各地の様々な世代のプレイヤーへ届けられることとなったわけです。長く NoE の代表を努めた彼が離れることは多くの人に惜しまれるでしょうが、新しい体制で、任天堂のミッションである“任天堂のユニークなゲーム体験を通じて人々を笑顔にすること”を継続していけると信じています」

また、三宅浩二氏(元人事部長)がCEO兼会長職として指名され、新代表のBole氏と二人三脚。京都本社の君島社長から古川社長への本社社長の交代だけでなく、ヨーロッパも7月から新体制となります。


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