任天堂の新規IP『スプラトゥーン』、発売6週目で『ドラクエ10』を抜きWiiU eショップの累計販売数トップに


 

発売週の時点でWii U eショップの累計2位に付けるセールスを記録した、任天堂の新規IP『Splatoon(スプラトゥーン)』ですが、これまで累計チャートトップに君臨していた『ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン』を抜き去り、遂に頂点に立ったことが明らかになりました。

『スプラトゥーン』は、2015年5月28日(欧米では5月29日、豪州は5月30日)に任天堂から発売されたWii U専用ソフト。Wii Uというプラットフォーム、新規IP、TPSに属される基本的には売れにくいジャンルでありながら、パッケージ版の初週販売本数は任天堂の想定を上回り、Wii Uソフトとしては歴代4位、14万本を超えるヒットに。

その後も安定して売り上げを伸ばし続け、6月22日〜6月28日週までに累計34.8万本を販売。また発売4週目には世界累計100万本突破も任天堂から発表。ヒトに変身するイカを主人公としたカラフルなアクションシューターは海外でも受け入れられています。

ついにドラクエ10越え

パッケージ版だけでなく、ニンテンドーeショップで販売されているダウンロード版も好調。直近のランキングでは遂にVC化が実現した『ライブ・ア・ライブ』に首位を譲っているものの、それでも2位につけ、まだまだ人気。トップ10内唯一のパッケージタイトルとして存在感が際立っています。累計販売本数では遂に『DQX』を抜いて、eショップで最も販売されたソフトに。

32GBモデルの初期状態の空き容量が25GB程度と、お世辞にもパッケージソフト本編のダウンロードに向いているとは言えないWii Uですが、ファイルサイズが比較的小さい任天堂ソフトの中でも『スプラトゥーン』は2.3GBと小さい部類に入り、空き容量を圧迫しません。

さらにはオンラインストアや任天堂公式からお得なキャンペーンが展開されるなどした結果、デジタル購入組が増加。発売6週目にして、国内のWii U eショップで販売されている有料ソフトで最も売れているタイトルとなりました。

パッケージ版を購入するメリットが低く、DL版はパッケージ版の倍は売れている(2013年5月時点で十数万規模と推計)『ドラクエ10』の牙城を崩すのはさすがに難しいか、あるいは抜くにしても時間がかかるだろうなと思っていましたが、拍子抜けするくらいあっさり突破。DL版購入組だけでも相当なイカ人口となっていそうです。

Splatoon(スプラトゥーン) [オンラインコード
Splatoon(スプラトゥーン)
メーカー: 任天堂
開発: 任天堂
ジャンル: アクション
発売日: 2015-05-28
プレイ人数: 1-2人(通信プレイ時:4対4)
対応: amiibo, インターネット

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