GDC 2014にて任天堂アメリカのライセンス部門でマーケティング担当シニア・マネージャーを務めるDamon Baker氏がSiliconeraの取材に応じ、任天堂がニンテンドー3DSをUnityに対応するために取り組んでいることを明かしました。


任天堂は昨年、インディーデベロッパーのさらなる参入を促すためにUnityと提携し「Unity for Wii U」を発表。幅広く普及している開発エンジンがWii Uに対応し、登録デベロッパーであれば無料で利用可能です。この施策により、多くのインディータイトルがWii Uに対応したり、あるいは独占リリースされるケースも見え始めています。

一方、携帯機のニンテンドー3DSですが、現在Unityは3DSをサポートしていないため、Unityで開発されたソフトは3DSへの移植が容易ではなく、固有に最適化する必要があると言います。3DSは魅力的なソフトが多数揃っているものの、総タイトル数はこれまでの携帯ゲーム機と比較して伸び悩んでおり、4,000万台以上のインストールベースを最大限活用するために、より容易な開発環境が求められています。

「任天堂はUnityに関して議論してきましたし、間違いなくそれは考えています」

とBaker氏は3DSのUnity対応についてコメント。当初の優先順位はWii UでUnity環境を整える事だったそうですが、開発環境が構築され、多くのデベロッパーが参入する成果をあげ、次のフェイズも考えられるように。

「3DSは巨大なインストールベースを持っているので、任天堂にとって間違いなくエキサイティングなプラットフォームであり、その普及台数を活用したいと考えています。また、活用したいと考える多くの開発者がいることも理解しています。なので、任天堂としてもその方向で取り組んでいます。ただ、現時点で発表するものはありません」

3DSで対応するためのハードルはWii Uのそれより高そうですが、実現すればWii Uのようにダウンロードタイトルの増加が見込まれるだけに、期待したいところではあります。

[追記: 2015.4.13
通常3DS向けにはやはりメモリ等の制限があり厳しかったようですが(技術的には可能だそうですが)、Newニンテンドー3DS/Newニンテンドー3DS LL向けに「Unity」の提供が発表されました。今後Unity製ソフトの3DS対応が期待されます。

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