任天堂の岩田社長は、定時株主総会の質疑応答で『Wiiバイタリティセンサー』について、期待通りの動作に仕上げられていないことから、現在はペンディング(保留)状態にあることを明らかにしました。


『Wiiバイタリティセンサー』は、E3 2009で発表されたWiiの周辺機器で、Wiiリモコンに接続して自律神経の働きを認識することで、新しい遊びが提供される予定でした。

私どもが期待したとおりの動作に仕上げられず、適用範囲が私たちが考えているよりも狭かったため、結果的にものにできておりません。もっと技術が進み、100人のうちの90人ではなくて1000人のうち999人が問題ないという状態になりましたら、初めて商品として世の中に出したいと思います。

本当は1000人のうち1000人でなければいけないとさえ私は思いますが、(生体信号という個人差のある情報を活用する以上は、)「あらゆる人に」というのはさまざまな意味で無理があるかもしれません。

いずれにしても、現在は、「商品として受け入れていただくには不十分な仕上がりだ」という判断で発売がペンディング状態になっております。

via: 2013年6月27日(木)第73期 定時株主総会 質疑応答

と岩田社長は述べ、“1000人中999人が問題無い状態”という高いハードルと、扱いの難しい、そもそも個人差のある情報を使う上で、任天堂クオリティとも言うべきハードルに到達する難しさが語られてました。

試作ソフトもかなりのところまで開発が進められていたそうですが、個人差のある情報を扱う上での動作精度の問題で、『Wiiバイタリティセンサー』対応ソフトのリリースは未定となっています。技術の進歩によっていつか日の目を見る機会があることを期待したいですね。

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