任天堂が2016年に詳細を発表予定である次期ゲーム専用機「NX」。詳細発表までまだ時間がかなりあるあのタイミングで次期ハードについて話が出てしまったことで様々な噂が飛び交っていますが、噂や憶測についていちいち回答しない任天堂は口を閉ざしたまま。

TIMEとのインタビューで任天堂の君島社長は「NX」について少し口を開き、とはいえ岩田前社長が語っていたことからそう変わりはないのですが、「NX」はユニークなハードとなること、またWiiやWii Uの直接的な後継機種とはならないことを明言しています。

WiiからWii Uへの移行で大きく躓いてしまった任天堂。今ではおそらく随分減ったかと思いますが、発売時はWiiの周辺機器のような扱いをされたり(海外では、Wii本体とGamePadを組み合わせてWii Uだとする小売チラシも)、なかなか新しいハードである点を理解してもらえませんでした。また、Wiiで満足しているユーザーの移行を促す難しさもありました。

任天堂はWiiからWii Uで今までとどこが違うのか、そして何が新しいのかを消費者に上手く提案できませんでした。この反省から、同じ鐵は踏むまいと、NXは「これまでとは異なる新しい経験」をもたらすプラットフォームであると君島社長。WiiやWii Uの延長線上には無いことを強調します。岩田聡前社長も、NXのことを「新しいコンセプトのゲーム機」「3DSやWii Uを単純に置き換えるという考え方はしていない」と述べていました。

コードネーム「NX」の由来とは

次期ゲーム機の「NX」というコードネーム。“N”は任天堂、“X”はクロスプラットフォームであるとか、単純に未知のものの意味で使われているのではないかとも言われていましたが、君島社長も意味や由来はわからないそうで。もしかすると岩田前社長から聞けたかもしれないが、その機会は失われてしまったとコメントしています。切ない。

1年の短期政権にはならない

1年任期の短期政権になるとも報じられた君島社長ですが、あれも取締役の選任が毎年の株主総会で行われるところからの誤解。その意味で1年任期というのは正しいのですが、君島社長が1年でを退くという意味ではありません。若くて有能なスタッフと仕事をしたいし、クリエイティビティを発揮出来るように育てていきたいとコメント。またそれだけでなく、任天堂を支える未来の管理職やリーダーになる人材も育てていきたいと語っています。

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