バンダイナムコホールディングスが5日に発表した2015年4−6月期の連結決算は、『ドラゴンボール』や『妖怪ウォッチ』関連の好調や、前年同期と比較して2倍以上に伸びた海外市場の拡大もあって増収増益となりました。海外売り上げは415億円を超え、この3ヶ月で昨年度の上半期実績を上回る規模となっています。

売上高は1373億7600万円(前年同期比+12.1%)、営業利益は181億3900万円(+7.7%)、経常利益は187億6000万円(+6.5%)、純利益は139億4900万円(+19.9%)でした。

売上高:1373億7600万円(前年同期比+12.1%)
営業利益:181億3900万円(+7.7%)
経常利益:187億6000万円(+6.5%)
純利益:139億4900万円(+19.9%)
一株当たり利益:63.50円

トイホビー事業

トイホビー事業の売上高は500億800万円(前年同期比+7.4%)、営業利益は52億700万円(+32.0%)でした。

国内では『妖怪ウォッチ』や『機動戦士ガンダム』関連商品が好調、『スーパー戦隊』シリーズや『ドラゴンボール』等も順調との報告。海外においても、『機動戦士ガンダム』や『妖怪ウォッチ』がアジア地域で、『Power Rangers(パワーレンジャー)』シリーズが欧米で堅調だったとのこと。

ネットワークエンターテインメント事業

家庭用ゲームを含むネットワークエンターテインメント事業の売上高は767億8200万円(前年同期比+17.0%)、営業利益は104億2100万円(+29.8%)でした。

家庭用ゲームソフトは売上高317億円(+55.3%)。『DRAGONBALL XENOVERSE(ドラゴンボール ゼノバース)』のリピート販売や新作タイトルの販売が海外で好調だったとのこと。全体では前年同期の2倍近い、91.2%増の699万1000本を販売。中でも『The Witcher 3』や『Project CARS』といった大型タイトルのディストリビューターを担当した欧州地域向け販売が484万8000本と全体の7割近くを占め好調でした。

一方、業務用ゲーム機は苦戦しました。

スマホ向けアプリやPCオンラインゲームといったネットワークコンテンツの主力タイトルは国内で安定的に推移。またアジア地域など海外展開が本格的に開始。ネットワークコンテンツの売上高は前年同期から2億円減の196億円でした。

映像音楽プロデュース事業

映像音楽プロデュース事業の売上高は114億6400万円(前年同期比-4.8%)、営業利益は31億7100万円(-36.2%)と大幅ダウン。

その他

その他事業の売上高は63億2300万円(前年同期比-7.1%)、営業利益は1億3800万円(-75.8%)でした。

キャラクター別売上高:ドラゴンボール、妖怪ウォッチが好調

IP別売上高(グループ全体)を見ると、『ドラゴンボール』が前年同期比336.8%アップの83億円と好調。『妖怪ウォッチ』も67.6%アップの109億円で、トップに君臨する『機動戦士ガンダム』に次ぐ数字を見せています。

今後の見通し

第1四半期(4-6月期)の実績や各事業の動向を踏まえ、第2四半期累計期間(4−9月期)の予想を上方修正。修正後の見通しは売上高2550億円(+100億円)、営業利益250億円(+50億円)、経常利益255億円(+50億円)、純利益170億円(+35億円)。なお通期予想に修正はありません。

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