任天堂は28日、2015年3月期第3四半期連結業績(4-12月)を発表しました。売上高は前年同期比11.3%ダウンの4429億2000万円と減収でしたが、営業利益は316億400万円(前年同期は15億7800万円の営業損失)、経常利益は923億5600万円(+66.2%)、純利益は595億1500万円(483.7%)でした。

減速傾向の3DSと、目標達成へ着実なWii U

Nintendo 3DS

ニンテンドー3DSは、日本と一部海外地域でNew ニンテンドー3DS系統を投入。そのNew3DS販売は順調に推移し、国内ではある程度持ち直したものの、未発売で年末商戦を迎えた欧米では大方の予想通り伸び悩み、全体では4割近く減らして708万台でした。

ソフトも苦戦。任天堂タイトルからは『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』(935万本)や『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』(619万本)といったヒット作が生まれたものの、全地域で前年割れとなり5304万本でした。

3DSは12月末までに累計5000万台を突破していますが、本体の普及に反して発売タイトル数は減少。従来のゲーム機ような市場を形成できず苦しんでいます。

Wii U

Wii Uは『マリオカート8』(477万本)と『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』(339万本)の2大タイトルが牽引。ハードは303万台、ソフトは2059万本でした。

国内では83万台→49万台と前年割れとなりハード販売が伸び悩みましたが、米大陸で110万台→164万台、欧州を含むその他地域も48万台→90万台と数字を伸ばしています。ソフトも米大陸が最大市場ぶりを発揮。全体の6割近くを占める1227万本を販売しました。

ダウンロード売上高は前年同期比17.2%プラスの211億円でした。また、NFCフィギュア『amiibo』の販売数は年末までに570万個でした。

通期予想を修正

任天堂は年末商戦の結果を受け、通期の業績予想を修正。売上高は6.8%減の5500億円、営業利益は半減の2000億円と下方修正。ただ円安を追い風に経常利益は42.9%増の500億円、純利益は5割増の300億円としています。

3DSはハードが300万台減の900万台、ソフトが600万本減の6100万本に見直し。WiiUはハードが360万台で据え置き、ソフトが500万本プラスの2500万本に。Wiiもハードは50万台で据え置き、ソフトは200万本プラスの1100万本。

2014年4-12月 任天堂ハード・ソフト販売数

ハードウェア

  • ニンテンドー3DS: 708万台(-457万台)/累計5041万台
    • うち、ニンテンドー3DS LL: 333万台(-410万台)/累計1898万台
    • うち、ニンテンドー2DS: 149万台(-62万台)/累計369万台
    • うち、Newニンテンドー3DS: 58万台/累計58万台
    • うち、Newニンテンドー3DS: 126万台/累計126万台
  • Wii: 38万台(-69万台)/累計1億144万台
  • Wii U: 303万台(+62万台)/累計920万台

ソフトウェア

  • ニンテンドー3DS: 5304万本(-421万本)/累計2億1596万本
  • Wii: 1005万本(-1322万本)/累計9億527万本
  • Wii U: 2059万本(+463万本)/累計5287万本

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