X JAPANのギタリストhideのソロ2nd album『PSYENCE』(サイエンス)。初回盤はジャケットがピンク、グリーン、イエローの3パターンあり、hideの色はこれだろうと自分はピンクを購入しました。
前作『HIDE YOUR FACE』はソロのhideよりもXのHIDEとしての色が強かったのに対して、今作はいよいよソロアーティストhideのポテンシャルが存分に発揮された意欲作。
攻撃的なロックでありながら、ポップなメロディを併せ持つこの類い希なるセンスを存分に聴くことが出来る。様々な音楽に影響を受けながら、それらを咀嚼し、消化して、自分色にして昇華する。言うは易しですが、これがなかなか難しい。
アルバムとしてはソロ3枚中で最高傑作と言えるんじゃないだろうか。
姉妹曲とされる「FLAME」と「MISERY」、唯一の漢字曲「限界破裂」等、シングル曲も含めて捨て曲無し。ハードな一面を見せる「DAMAGE」「Bacteria」「POSE」もかなりお気に入り。「LASSIE」の完全版を聴ける日は来ないのかな。