北海道が生んだスター・大泉洋主演、そして舞台も札幌のすすきのという道産子心を刺激しまくる映画『探偵はBARにいる』。見ました。いいね。グッとくるね。
原作は東直己さんの小説『ススキノ探偵』シリーズの第2作目『バーにかかってきた電話』。私立探偵とその助手・高田が、1本の電話からある事件に巻き込まれていく。
バラエティで見せるコミカルな部分もありつつ、渋い演技とアクションで締めるところはビシっと締める役者・大泉洋を堪能できる作品。
悪役として登場する高嶋政伸さんは、これ誰よ?って最初思ってしまうほどのヒールっぷり。いい悪役でした。
エンディングの「時計をとめて」と札幌の映像でほろり。映画の余韻はもちろんなんだけど、地元を離れて暮らしていることで余計に感傷的になってしまうのかもしれない。
大泉洋&松田龍平コンビのやり取りが軽妙で良かったので、第2弾は嬉しい限り。
探偵はBARにいる 予告編
“俺”は札幌の歓楽街ススキノの私立探偵。相棒兼運転手の高田と組んで厄介事を片付けるのが生業。ある晩、いつものバーで寛いでいると、コンドウキョウコと名乗る女が電話で依頼を告げる。ところが、その依頼のせいで“俺”は怪しい男たちに拉致され、人里離れた雪原で生き埋めにされてしまう。命からがら脱出した“俺”は事の真相を探り始める。そんな矢先、高級クラブ「コンチェルト」の美人ママ、沙織に出会う…。