NTTドコモは、スマホ決済サービス「d払い」において、9 月 1 日より東京都の新型コロナ・テックパートナーとして、「店舗型東京版新型コロナ見守りサービス」を提供する事業に参画します。
ユーザーが「d払い」を利用して決済した都内の加盟店舗などで新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生した際に、ユーザーの決済履歴に基づいて、店舗名とクラスター発生日時などの情報を通知します。
9月1日以降、準備が整い次第サービス開始予定。「d払い」アプリやサイトで案内するとのこと。
この機能は、ユーザーが事前にクラスター発生情報に関する通知に同意した場合に限り、利用者に通知されます。サービスへの登録の有無やクラスター発生情報の通知を行った事実を含めて、ユーザーの個人情報が東京都へ提供されることは一切ありません。
ドコモはこのサービスに参画することで「d払い」の利用により感染リスク低減や早期相談の実現に貢献し、新型コロナウイルス感染拡大防止に寄与していくと説明しています。
「店舗型東京版新型コロナ見守りサービス」には、KDDI の「au PAY」や、ソフトバンク系の「PayPay」なども、新型コロナ・テックパートナー企業として参画しています。
- 「d払い」利用店舗で新型コロナのクラスターが発生すると、利用履歴に基づき観戦情報をアプリへ通知
- 個人情報が東京都へ提供されることは一切ない
- ワクチンが開発されるなど、新型コロナが収束した段階で提供終了予定
「d払い」はドコモ以外のユーザーも利用できる、dポイントが貯まるドコモのスマホ決済サービス。「d払い」アプリに表示されたバーコード/QRコードを店舗側に読み取ってもらったり、店頭のコードをアプリで読み取るなどして決済することができます。2020年6月時点で2,700万ユーザー以上に利用されています。