何年も使ってきた炊飯器。内釜のコーティングの摩耗や劣化が進んできたので買い換えることに。大の米好きではあるものの、最近は家で白飯を食べる頻度が徐々に減少。米を食べる日が減ったことで、炊飯器を使う機会も必然的に減っていました。しかし炊く頻度は減ったとはいえ、炊飯できる何らかの調理器具は必要だ。
そして食べるときは美味しいご飯を食べたい。
そこで今回は、出番が少なくなっている炊飯器を新しいものに置き換えるのではなく、美味しく炊けるという土鍋ごはん(ご飯釜・ご飯鍋)にチャレンジしてみることに。
購入したのは、HARIO (ハリオ) が販売している「フタがガラスのご飯釜」。2合から3合用のもの。
到着。さっそく取扱説明書に書いてある手順通りに炊いてみる。
失敗なく炊けたようだ。
ごはんだけで食べてみる。
「わっ、おいしい」
- 炊飯器が古く消耗してきたので、新たにご飯釜を購入し土鍋ごはんにチャレンジ
- 火加減の調整要らずで炊くのも簡単
- 驚くほど美味しいご飯が炊ける
HARIO フタがガラスのご飯釜
「フタがガラスのご飯釜」はその名の通り、フタが透明な耐熱ガラスでできており、炊きあがっていく様子が見えるご飯釜。フタを取らずに中の様子が見えるので、蒸気を逃さずに炊けたかどうかを確認することができます。
鍋本体部分は、メイド・イン・ジャパンの萬古焼。
火加減の調整いらず
炊くときに火加減の調整は要りません。
使用しているコンロや炊く量、米の種類によって水加減や火加減の慣れはそれぞれの環境であるでしょうけれど、クセをつかめば簡単に美味しいご飯を炊くことができます。
手順としては次の通り。
1. お米をといだら水気を切って釜に移し、目安ラインに合わせて水を入れて 30 分 〜 1 時間ほどひたす。
2. その後、強めの中火で10分ほど炊くだけ。
3. 途中でホイッスル(そこまで大きくなく控えめに)が鳴るので 1 分ほど待って火を止めて、15 分ほど蒸らしたら完成です。
炊けたご飯はふっくらツヤツヤ。これまでだって美味しくご飯を食べてきたわけだけど、全然違います。ご飯だけでバクバク。ご飯が美味しいってこういうことなのかと。
口コミの評判が良いのもうなずけます。
価格は公式サイトの定価で 8,800 円(税込)。実売では 6,000 円を切っていることが多く、手頃な価格なのもチャレンジしやすくて嬉しい。
気になる部分もある
気になったところといえば、3合炊いたとき。沸騰してホイッスルが鳴っているときに、その穴から吹きこぼれがあること。
それと本体がやや重いこと。洗うとき、しまうとき、重さが気になります。それ以外は満足。
気になる部分は些細なことで、それよりも簡単に驚くほど美味しいご飯が炊けて感動。米の消費ペースが上がりました。
コンロが IH クッキングヒーターの場合でも使用できる、IH対応・内面がフッ素コートでご飯がこびりつきにくい雪平鍋版も発売されています。