無印、今度はローソンと提携し一部店舗で約500品目の実験販売を開始。PB商品の共同開発も


 

ファミマと再開、ではなく今度はローソンと。

良品計画は6月17日より、東京都内のローソン3店舗にて生活雑貨「無印良品」の商品を期間限定で実験販売します。取扱点数は、無印良品で販売している約7,000品目のなかから選りすぐった、約500品目の生活に密着した商品群。店内に設けられる専用棚にて肌着や化粧品、文房具、レトルトカレーなどが販売されます。様子を見ながら他の国内店舗でも展開できるか検討していくとのこと。

日経によるとローソン1店舗で取り扱う商品数は約3,500品目。無印の約500品目を取り扱いということはつまり、このうち最大7分の1がローソン商品から無印の商品へ置き換わることになります。結構なボリューム。

無印良品の商品を販売するだけでなく両社は今後、プライベートブランド商品の共同開発なども見据えています。候補は洗剤やレトルト食品など。PB商品だけを並べる店舗も構想の1つだとか。

無印良品を展開する良品計画は以前、同じ旧セゾングループのファミリーマートで無印良品の商品を販売していましたが、19年1月以降順次取り扱いが終了。10月で契約が終了し、コンビニでの取り扱いはいったんなくなっていました。どうやら販路拡大のため、ファミマとの契約終了後もコンビニ展開の再開を模索していたようです。

実験販売を行う期間は6月17日から約3か月間の予定。

販売店舗は「ローソン久が原一丁目店」(6/17販売開始)、「ローソン新宿若松町店」(6/18販売開始)、「ローソン南砂二丁目店」(6/19販売開始)の3店舗です。

無印良品は今年5月からAmazon、6月には楽天市場に出店するなど販路拡大に取り組んでいます。

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