KDDI、「au自転車サポート」開始。月550円で家族全員のロードサービスや事故対応サポートなど


 

KDDI は2020年4月1日より、「au自転車サポート」というサービスを開始します。ワンコインで家族全員が利用可能な、自転車のパンクなどの身近なトラブルから、万が一の事故までをサポートするサービスです。

「au自転車サポート」には「自転車ロードサービス」「自転車事故サポート」「生活電話相談サービス」の3つのサービスに加え、最大1億円まで補償する個人賠償責任補償などの保険が付帯。これを月額500円 (税抜) という料金で家族全員が利用できます。

「au自転車サポート」は国土交通省が推奨する「個人賠償責任補償1億円以上」を満たした保険が付帯されているほか、2020年4月から施行される東京都の自転車保険の加入義務条例にも対応しています。

au自転車サポート 概要

自転車ロードサービス

故障した自転車を、利用者の指定の場所 (20km以内) まで配送します。

自転車事故サポート

万が一の事故でも、電話ですぐに事故対応をサポート。電話だけでは解決できない場合、現場に駆け付けてサポートしてもらえます。

生活電話相談サービス

日常生活で起こる健康・育児・介護・近隣トラブル・ペットの悩みなど、さまざまな困りごとに対して、専門家電話でアドバイスを行います。

いずれも365日・24時間受付、全国対応 (一部離島を除く)、何度でも無料で利用可能です。

au自転車サポート付帯保険 (引受保険会社: au損害保険株式会社)

「au自転車サポート」に付帯する保険は、日常生活全般の賠償事故を補償する個人賠償責任補償と、交通事故等により加入者自身や家族が入院や死亡した場合の補償がセットされています。

  • 個人賠償責任補償 : 最大1億円 (示談代行サービス付き)
  • 死亡・後遺障害保険金 : 100万円 (後遺障害第1~7級限定)
  • 入院一時金 : 5,000円 (3日以上の入院の場合)
  • 入院保険金 : 日額1,500円 × 日数 (最大180日)
  • 手術保険金 : 7,500円または15,000円 (入院の場合)

料金

月500円(税込 : 月550円)
※家族全員が利用できます。
※auかんたん決済支払い

申込方法

全国のauショップまたはau取扱店(一部)

入会条件

au通信サービスを契約している
個人契約
日本国内に住んでいる

サービス利用者

会員および会員の家族

※「au自転車サポート」会員本人および会員本人の「配偶者」(同居・別居は問いません)、会員本人またはその配偶者の同居の親族(6親等内の血族・3親等内の姻族)、会員本人またはその配偶者の別居の未婚(これまでに婚姻歴がないこと)の子。

サービス提供開始日

2020年4月1日
※2020年3月1日から全国のauショップ・au取扱店 (一部) にて事前申し込みの受付が開始。

対象地域

日本全国
※自転車ロードサービス、自転車事故サポートの駆け付けは一部離島を除く。

利用方法

2020年4月1日のサービス開始日以降、ウェブまたは+メッセージの公式アカウントから専門オペレーター受付窓口へ電話すると利用できます。+メッセージの公式アカウントではより簡単に利用できます。

※プラスメッセージ公式アカウントは、auスマートフォン、タブレットのみ利用可能。

警察庁の発表によると、令和元年に自転車乗用中の事故で亡くなった方は合計433人。うち299人(69%)が65歳以上の高齢者でした。50歳以上まで引き下げると368名となり、8割以上が中高年あるいは高齢者です。

他方、死傷者の数を見ると、合計7万8,982人のうち65歳以上は1万5,980人で20%。19歳以下の数は2万3,269人で全体の29%を10代までで占めました。年齢層別では10代が26%と最も多く、これは毎日のように通学や塾などの行き帰りに自転車を利用しているからだと推測できます。

大切な家族が交通事故に遭わないよう、あるいは当事者となってしまわぬよう、イヤホン・ヘッドホンをして大音量で音楽を聴きながら自転車に乗らない、ながらスマホをしないなどの家族間で交通ルールを徹底。あるいは万が一の際のサポートとして「au自転車サポート」のようなサービス加入を検討してみるのもいいかもしれません。

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