日本でもすっかり定着しているインターネット通販大手の Amazon ですが、日本国内における売上高が、2015年度は1兆円規模に到達したことが明らかになりました。日本経済新聞社がまとめた小売業調査の売上高ランキングで8位に入るなど存在感が高まっています(調査は全国の百貨店、スーパー、コンビニエンスストア、専門店など715社から回答)。
アマゾンジャパンの売上高は9999.0億円(年平均の為替レートで換算)。10位から2ランク上げ、高島屋やエイチ・ツー・オーリテイリングを抜いて8位に入りました。前年度比19%増という成長は、6%という小売業全体の数字を大きく上回りました。Amazonプライムの会員特典充実を見ても勢いだったり攻勢をかけているのを感じますが、着実に利用者が増えているのでしょうね。
ちなみに1位2位は前年と変わらずイオン(8兆1767億円)とセブン&アイホールディングス(6兆457億円)。ユニクロを展開するファーストリテイリングは21.6%増を達成して1兆6817億円。ヤマダ電機(4位)を抜いて3位に入りました。
この他に売上高1兆円を突破している小売業は、三越伊勢丹ホールディングス、J.フロント リテイリング(大丸や松坂屋、パルコなど)、ユニーグループ・ホールディングスの計7社。