Amazon Prime Videoチャンネルに、「dアニメストア for Prime Video」など新チャンネルが追加されました。Prime Videoチャンネルというのは、Amazonプライム会員向けに提供されている動画配信サービスに、観たいチャンネルをちょい足しできるサービス。
1チャンネル月々数百円から契約できるので、新たに専用チャンネルと契約するほどではないけれど、プライム・ビデオで配信されているコンテンツだけでは少し物足りないなあなんて感じたときに便利です。
「dアニメストア for Prime Video」は、NTTドコモが運営している「dアニメストア」のPrime Videoチャンネル版。「dアニメストア」は月額400円という低価格と、2,700作品以上配信というボリューム、ミュージカルやライブなどアニメ関連コンテンツも充実しているサービスです。
新たに加わる「dアニメストア for Prime Video」が通常サービスとどう違うのかを調べてみました。
dアニメストア vs. for Prime Video 比較
dアニメストア | dアニメストア for Prime Video | |
---|---|---|
月額料金 | 400円 | 400円 +Amazonプライム |
無料期間 | 初回31日 | 初回30日 |
配信数 | 2,700 作品以上 | 1,800 作品以上 |
対応デバイス | Android/iOS端末、PC/Mac、対応のスマートテレビ、Fire TVなどのストリーミング端末 | Android/iOS端末、PC/Mac、対応のスマートテレビ、Fire TVなどのストリーミング端末、Blu-rayプレーヤー/レコーダー、ゲーム機 |
画質 | SD / HD | SD / HD |
アプリ | ● | ● |
ダウンロード | ● | ● |
同時視聴 | 1台 | 3台 ※同じビデオを同時に複数端末で再生することはできない |
「dアニメストア」と「dアニメストア for Prime Video」の月額料金は同じ(for Prime Videoの方はさらにプライム会費が必要)。配信ボリュームは、通常の「dアニメストア」が2,700作品以上とされているのに対して、「dアニメストア for Prime Video」は1,800以上という結果に。
同料金ながら、本家サービスと比べて「for Prime Video」の方が少なくなっています。このうち、チャンネル契約しなくてもプライム会員が見れるコンテンツが150本ほど配信されています。
サービス開始以降、少しずつ増えてはいるようですが、それでも本家にはおよばず。
月額料金が全く同じであるなか、たくさんアニメを観たい!という人が本家ではなく「dアニメストア for Prime Video」を選ぶ理由はほぼ見当たりません。
「for Prime Video」が本家サービスと比べて優れている点は、視聴デバイスが豊富であること(for Prime VideoはPS3/PS4/Wii Uにも対応)、同時に3台まで視聴可能(ただし同じビデオを同時再生することはできません)、Prime VideoのUIで利用できること、あるいは支払いがAmazonで一本化できるといった部分くらいになってくるでしょか。
デバイスの問題や同時視聴が多くなると想定している場合を除いて、dアニメストアを契約している人がfor Prime Videoへ乗り換える必要はそれほど感じませんし、これからdアニメストアへの加入検討したいという人も、for Prime Videoではなく配信作品数の多い本家の方が見たいコンテンツに出会いやすいと思います。
とはいえ、アプリのUIなど、使い勝手のことは実際に使ってみないとわからないですけれど。どちらも初回1か月(本家は31日、for Prime Videoは30日)無料なので、実際に利用してご確認ください。
dアニメストア for Prime Video いいところ・うーんなところ
- Amazonアカウントがあればすぐに登録可能
- Prime VideoのUIで利用できる
- 対応デバイスが豊富(PS3/PS4/Wii Uといったゲーム機にも対応)
- 同時視聴台数が最大3台まで
- 配信作品数は約1,800。2,700作品以上の本家サービスと比べて少ない
- Amazonプライム会員向けのサービス