スポーツのライブストリーミングサービス「DAZN(ダ・ゾーン)」は15日、UEFA(欧州サッカー連盟)が主催する「UEFAチャンピオンリーグ」「UEFAヨーロッパリーグ」「UEFAスーパーカップ」の全試合独占放映権を獲得したと発表しました。契約期間は18/19シーズンより3シーズン。
DAZN、18/19シーズンより3年間UEAチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ等の独占放映権獲得
Jリーグ(J1/J2/J3)リーグ戦をはじめ、ブンデスリーガやラ・リーガ、セリエA、リーグ・アンといった各国サッカーリーグやカップ戦、その他各種スポーツなどを放送するスポーツのライブストリーミングサービス「DAZN」。ついに欧州サッカーの最高峰である UEFA CL や EL、SCの全試合の独占放映権を獲得し、18/19シーズンからの放送が決定しました。
独占放映権の期間は18/19シーズンからの3年間。少なくとも20/21シーズンまでは、DAZN がこの欧州最高峰の大会をまるごと視聴できる日本で唯一のサービスとなります。
DAZN では本大会前のプレーオフからグループステージ、決勝トーナメントまでの全試合をライブ中継するほか、試合終了後の見逃し配信やハイライト映像の配信も行っていくとのこと。
これで残す欧州主要リーグはイングランドのプレミアリーグのみとなりますが、さらに充実へと動くでしょうか。
チャンピオンズリーグ/ヨーロッパリーグの放送はこれまで「スカパー!」が担ってきました。しかしそれも17/18シーズンまでということに。Jリーグの離脱が決まって以降スカパーは解約が目立っていて、2017年3月期(2016年4月〜2017年3月)の純増減は、通常時としては最も多い16.2万件の解約数となりました。サッカー関連では新プランを投入するなどしてテコ入れを図っていますが、強みだったチャンピオンズリーグまで失うとなると、さらなる影響が出てきそうです。
「DAZN」はスマホやタブレット、パソコン、テレビ、ゲーム機などのデバイスを通じて視聴可能なオンライン動画配信サービス。月額利用量は1750円(税抜)。初回は1ヶ月間の無料体験期間が付いています。テレビの大画面で「DAZN」を見る場合には対応テレビか、そうでない場合はインターネットに接続した「Amazon Fire TV」や「Apple TV」「Chfromecast」のようなストリーミングデバイス、あるいはゲーム機(Xbox One、Xbox One S)をテレビに接続することで視聴が可能です。
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