この冬、遂に発売となったキノピオ初主演タイトルWii U『進め!キノピオ隊長』。カメラをぐるぐると回しながら進路やお宝を見つけて進む、パズル要素のある箱庭アドベンチャーですが、カメラを動かすアイデアは80年代前半に大ヒットを記録した“ルービックキューブ”から来ている事が明らかになりました。
『進め!キノピオ隊長』は、公式サイトやTVCM、紹介映像などでもカメラを動かすことが強調されていて、ゲームを進める上で欠かせない要素にもなっていますが、この根幹アイデアは、宮本茂氏のお気に入りだという“ルービックキューブ”に着想を得たものだと、プロデューサーの任天堂・林田氏はIGNのインタビューでコメント。
「彼はルービックキューブのファンなんですよ。それで、一時期ビデオゲームにルービックキューブ要素を実装することを考えていたみたいで」
こうして、ルービックキューブの面を回すがごとくカメラを動かす機能がゲームを進める上でも重要な要素として組み込まれることに。
チームのアイデアを見てこれだと感じた宮本氏の提案によって、コンパクトに詰め込まれた箱庭世界とカメラを動かすゲームシステムが出会い、『スーパーマリオ 3Dワールド』、そして『進め!キノピオ隊長』へと道が開けていったのでした。