任天堂、「いつの間に通信による自動DL」と「あらかじめダウンロード」を導入しデジタルコンテンツ購入の利便性向上


 

任天堂アメリカが公式サイトを通じたダウンロード版の直販、およびいつの間に通信を介した購入後の自動ダウンロードに対応するなど、任天堂のデジタルビジネスもゆっくりですが確実に進歩していますが、国内でもオンラインストアで購入したソフトの自動DLや「あらかじめダウンロード」と呼ばれるプリロード機能が実装されることが明らかになりました。

任天堂の岩田社長が行った第2四半期決算説明会の中で明らかになったもので、「デジタルビジネスへの取り組み お客様の利便性向上」の一環として両機能が実装。

いつの間に通信で、自動ダウンロード

いつの間に通信を介した自動ダウンロードは、オンラインショップでのDL版購入時にニンテンドーネットワークID(NNID)とパスワードを入力することで、その後、Wii Uや3DS eショップにダウンロード番号を入力すること無くソフトがダウンロードされる仕組み。

この機能に対応するショップは、楽天ブックスヨドバシ.com。30日より既にサービスインしているとのこと。今後はAmazonなどにも対応していく予定。

あらかじめダウンロード

「あらかじめダウンロード」は、発売前にDL版ソフトを購入したユーザーが、ソフトの大部分を事前にダウンロードしておけるプリロード機能。発売日には必要最小限の更新データをDLすることで、ゲームを開始することが可能に。これまでは発売日になってからコードを入力し、そこからソフトの全データをDLする必要がありました。

「あらかじめダウンロード」は、オンラインストアで販売されるダウンロードコードの他、店頭販売分のダウンロードカードにも対応。対応ソフト第1弾は『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』で、まずはWii Uから開始。来年には3DS向けにも導入予定とのこと。

Wii Uや3DSはいつの間に通信を介したダウンロードに対応していて、あとは今回発表されたような機能の実装を待つばかりの状態でした。あとはさらに一歩踏み込んで、ダウンロードカードの購入時点で自動ダウンロードやあらかじめダウンロードが開始されるようになればなお良いですね。

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