UbisoftがWii Uで発売する最後のコアゲーマー向けタイトルと言われている『Watch Dogs (ウォッチドッグス)』。他機種版から遅れること半年、日本でも発売が2014年12月4日に決定していますが、UbisoftはWii U版の開発にあたって、このハードならではの機能を導入しているといいます。
Ubisoftブカレスト(ルーマニア)チームで本作のWii U移植担当プロデューサーを務めたFlorin Sanda氏はNintendo World Reportの取材に以下のように回答。
「我々の焦点は、他機種の『Watch Dogs』と同じ体験を再構築した上で、Wii Uならではの利点を生かすことにありました。Wii U版の優位性は、Off-TV Playであったり、インタラクティブなマップがあることですね」
オープンワールドで描かれる『Watch Dogs』の世界は、市街の探索もキーフィーチャーの1つ。そのため、Wii U版で採用されたインタラクティブマップは便利な機能であるとSanda氏は述べています。
テレビとGamePadの2画面を持ち、非対称プレイを提案したWii Uこそが、他機種よりも優れた性能を持つべきではなかったかと、あるいは近づいてほしかったなどと、発売された後からならなんとでも言えることを思わなくもないですが、いずれにしてもWii Uならではの要素を実装した『ウォッチドッグス』は、2014年12月4日に国内発売予定です。特徴だけでなく、移植度も気になるところ。