敵やオブジェクトの配置、グラフィックなど、2Dマリオのコースを自分好みにデザインできるWii Uソフト『Mario Maker』。2015年に任天堂から発売予定の公式エディットソフトは、作成されたステージのオンライン共有も計画されており、ユーザーのクリエイティビティ次第で大きく広がっていく可能性を含んでいます。
しかし任天堂は、このソフトによって『スーパーマリオ』本編のセールスがネガティブな影響を受けることは無いだろうと考えています。
手塚卓志氏はEDGEの最新インタビューで、『スーパーマリオ』と『Mario Maker』の楽しさは別のところにあると説明。今後も発売されていくだろうシリーズ本編のセールスに悪影響はないだろうとの見解を示しています。
「僕が考える『スーパーマリオ』の楽しさは、徐々に難易度が上がっていく、ボスバトルも待ち受ける連続したコースをどのように遊び、体験するかにあると思うんです。開発チームは、異なるコースがぴったりはまるよう調整しながらマリオの世界全体を作り上げていきます。
『マリオ』ゲームで体験できる楽しさ全体が、『Mario Maker』で作成した1コースと同じだとは思いませんし、それにもちろん今後の『マリオ』ゲームには多くの新機能が盛り込まれてくるでしょう。なので僕は、この2タイトルが食い合いになることはないと思いますね」