海外のビデオゲーム向け大手周辺機器メーカーのPDP(Performance Designed Products)が、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』リリースに合わせて発売予定の、ゲームキューブコントローラのデザインをインスパイアした「Wired Fight Pad」の開発で、任天堂と提携したことを発表しました。
「Wired Fight Pad」は、任天堂公式ライセンス商品で、Wii/Wii Uに対応。Wiiリモコンの外部拡張コネクタに接続して使用するコントローラで、クラシックコントローラ/クラシックコントローラPRO対応ソフトやバーチャルコンソールで利用可能です。
本デザインはまだ公開されていないみたいですが、「Wired Fight Pad」は、オリジナルのニンテンドーゲームキューブコントローラのデザインに近いものとなっていて、カラーはマリオ、ヨッシー、ピーチといった人気の任天堂キャラクターを特色としているとのこと。最近相次いで発表されている、任天堂キャラクターデザインのWiiリモコンプラスと合いそうですね。
発売は今年のホリデーシーズンで、価格は24.99ドル。
Wii UではGC互換が廃止されてしまったので、直接GCコントローラを接続することはできません。海外では「GameCube Controller Adapter for Wii & Wii U」という商品が発売されており、これを介すことでGCコントローラをWii Uでも利用可能ですが、クラシックコントローラ扱い、かつ任天堂公式ライセンス商品の「Wired Fight Pad」もこの冬登場。
『スマブラ』におけるGCコンの好相性を任天堂側も理解しているということでしょうか。それならPROコンのデザインをGCコンに近づけたら良かったのにと思わなくもないですが。
これまでの例を見ていると、日本で「Wired Fight Pad」がそのまま発売される可能性は高くなさそうですが、日本にも有名な周辺機器メーカーがありますし、同じようなコントローラの展開を期待したいところです。