1月の経営方針説明会で、「キャラクターIPのライセンスビジネス」をより積極的に展開していく考えを表明している任天堂。アメリカでは既にキャラクターマーチャンダイズの商品展開が積極化しているそうですが、オーストラリアでもその積極性を感じられる、おもちゃやフィギュア、レーストラックといった新商品が多数発表されています。
任天堂のトイコレクション『World of Nintendo』を展開するBanter Toysが、サプライヤーJakks Pacificによる今年夏から冬にかけての新商品を発表。今年の目玉タイトルの1つである『マリオカート8』をフィーチャーした『Mario Kart 8 Deluxe Track Set』や、反重力走行を楽しめるラジコン、複数サイズが用意されるフィギュア、ミニジオラマセットなど、多数のアイテムが並びます。
商品展開は『マリオカート8』やマリオファミリーだけに止まらず、『ゼルダの伝説』や『メトロイド』、『F-ZERO』、『スターフォックス』、『ドンキーコング』、『ピクミン』といった任天堂の主要フランチャイズでも行われていく予定なのだそう。
日本でもタカラトミーやエポック社、バンダイ、三英貿易といったメーカーからこれくらいのグッズ展開は行われていますので、積極化といってもまだはじまりに過ぎないのかもしれません。
任天堂の岩田社長は、
1月末の当社経営方針説明会でお話しした、「任天堂のスマートデバイス対応アプリ」や「QOLプラットフォーム事業」、そして「キャラクターIPの活用」についても、順次ご説明していく予定です。
「具体性が見えない」とおっしゃっていたみなさんに、「そういうことだったのか、なるほど!」と感じていただけるように、そのひとつひとつについて、当社は他では体験できない何かを提案できるよう、努力し続けます。
と、ダイヤモンド・オンラインのインタビューでコメント。単純に商品化を積極的に行うだけではない資産活用を予感させます。
ちなみに日本でも『マリオカート8』関連トイは発売予定で、すでに『トミカ マリオカート8 マリオ/ヨッシー』や『マリオカート8 グランプリレース(仮称)』が発表されています。