『ルイージマンション2』や『マリオストライカーズ チャージド』等、任天堂タイトルを含めてこれまで様々なハード向けにソフト開発を行ってきたNext Level Gamesが、今後は任天堂向けプロジェクトを独占的に行っていくことを発表しました。
バンクーバーにあるNext Level Gamesは、GC『スーパーマリオストライカーズ』で任天堂との関係がスタート。その後はWii『マリオストライカーズ チャージド』や『パンチアウト』を担当し、2013年の最新作3DS『ルイージマンション2』では300万本を越える売上と名声両方を獲得しました。任天堂自身からもそのクオリティは高い評価を受けるなど、今後の動向が注目されているスタジオです。
「今、我々は任天堂プロダクトのみを開発しています」Next Level Games共同創業者のJason Carr氏はGamasutraのインタビューで答えています。
「我々は任天堂との関係に、非常に満足しています。彼らはますます良いIPを与えてくれているし、我々は自分たちの仕事をこなし、任天堂向けにいいゲームを開発し続ける限り、危険を冒す理由はありません。
我々はまだ小さな会社で、所属スタッフは70人に満たないんです。でも我々はこのサイズを気に入っています。所属スタッフの皆は会社をとても誇りに思っているし、開発したタイトルについても同様です」
「ファーストパーティと仕事をするメリットはたくさんあります。任天堂は偉大な会社です。彼らはより良いゲーム開発のための時間を与えてくれますし、非常にうまくやっています。WiiやDSは非常に好調でした。Wii Uは最高のスタートではありませんが、我々は任天堂がWii Uを軌道に乗せる事を思いつくだろうと信頼しています。3DSでもそうして勢いが付きました」
過去には任天堂以外の会社・ハードのゲームも開発していたNext Level Games。今回の件が資本関係にまで踏み込んだものなのかどうかははっきりしていませんが、任天堂のゲーム哲学を吸収した彼らが次はどんなタイトルを届けてくれるのか非常に楽しみです。