『3』に引き続き、今年もWii Uで発売予定であるUbisoftのメインフランチャイズ最新作の1つ『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』ですが、Ubisoftによればフレームレートなど全体的なパフォーマンスは、前作からかなり向上しているといいます。
Ubisoftの世界各地のスタジオで制作されている『アサシンクリード4 ブラックフラッグ』、ケベックスタジオでWii U版プロジェクトマネージャーを務めるRobin Lavallee氏は、インタビューで、フレームレート低下などがあった『3』の課題を克服するために開発チームは懸命に取り組み、そして目標を達成できたとコメントしています。
「その質問をしてもらえて嬉しいよ。チームはこの一ヶ月、Wii U版のパフォーマンスを向上させるためにかなりハードに取り組んでいたんだ。ポイントの1つは、混雑した戦闘シーンだった。手短に言えば、その部分を『ブラックフラッグ』では改善するよう取り組んできたんだ。
Wii Uのアーキテクチャは、幾つか技術的なチャレンジを提起していたのだけれど、ありがたいことに我々はそれを克服することができた。それは簡単ではなかったけれど、Wii U版の最終成果を我々は本当に誇りに思っているんだ」
マルチプラットフォームタイトルの場合に、最適化された現行他機種と比較して見劣りする場面もあった手探り状態の初期Wii Uですが、ハードの発売から1年近くが経ってその状況も変わりつつあります。
開発を続けているメーカーにしてみれば、徐々にWii Uというハードのコツを掴んで、本来持っているパフォーマンスを引き出せる時期に入ってきているのかもしれません。
Ubisoftタイトルで言えば、『Watch Dogs』でも現行機以上のビジュアルを実現していることが伝えられています。
国内版『アサシン クリード4 ブラック フラッグ』が11月28日にPS3、Xbox 360、Wii Uで発売予定です。またPS4版は2014年2月22日に、Xbox One版とPC版も発売日未定ながらリリースが決定しています。