任天堂が、ゲームソフトの世界同時発売に対応するため、近く国内と海外とで分かれている営業組織を統合すると報じられています。
開発組織の統合に続いて、任天堂がさらなる合理化に動いています。日本経済新聞が10日に報じたところによれば、任天堂は16日付けで海外本部(約70人)を解体し、日本を担当する営業本部(約150人)に人材と機能を移すとのこと。
統合で消費者の嗜好や反応を一元的に把握出来るようにし、より効果的な営業戦略を目指します。日本と海外の担当者が同じゲームソフトの情報を担当部署に照会するなど、業務の重複もあったということで、その部分の合理化していく考えもあるようです。
また、営業組織の統合にあわせて社長室を経営企画室に改組し、テレビCMの担当部署を社長直轄とするということです。