2015年に Wii U で誕生し、一気に任天堂の人気キャラクターの仲間入りを果たした『Splatoon (スプラトゥーン)』。ヒトに変身できるイカたちが4人でチームを組み、地面にインクを塗り合ってその面積を競ったりするアクションシューティングゲームです。
その人気ゲームの続編『スプラトゥーン2』が、Nintendo Switch (ニンテンドースイッチ) で2018年7月21日に発売されました。
メインモードはインターネットに接続したオンラインプレイが前提となってきますが、スイッチにハードを移行した今回は、本体1台で2人同時に遊ぶことはできるのか。複数人で遊ぶ方法をまとめました。
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スプラトゥーン2、ニンテンドースイッチ1台で2人同時プレイはできる?
Wii U では「バトルドージョー」というオフラインのモードがあり、テレビ画面と Wii U GamePad にそれぞれの画面を表示して2人で遊ぶことができました。1画面に戻ったニンテンドースイッチ版はどうなっているでしょうか。
任天堂によると、Nintendo Switch 本体1台で遊べる人数は「1人」のみ。「バトルドージョー」モードもなくなっており、1台のスイッチで2人プレイをすることはオンライン/オフラインを問わずできません。家族や恋人・友達らと一緒にゲームを遊びたいと思ったら、人数分の本体が必要となります。
2人以上で一緒に遊ぶには
『スプラトゥーン2』を2人以上で一緒に遊ぶ場合、まずはお互いがフレンド関係になる必要があります。スイッチを起動し、HOMEメニューで左上ユーザーのアイコンのマイページを選び「フレンド追加」を選択します。
追加するには、フレンド申請を送って相手に承認してもらうか、相手から送ってもらったフレンド申請を承認するかの2通りがあります。
本体を持ち寄った時には近くの人を探したり、過去に一緒に遊んだ人から探したり、あるいはSNSのフォロワーからフレンド登録する機能があります。
フレンド登録できる人数は、ユーザー1人につき最大300人までです。
準備ができたら『スプラトゥーン2』をフレンドと楽しみましょう。
フレンドと合流して一緒に遊ぶ方法(オンライン)
『スプラトゥーン2』には複数のモードがあり、モードによって合流の仕方が異なります。1つずつ紹介していきます。
レギュラーマッチ(ナワバリバトル)
広場から「ロビー」に入り、レギュラーマッチの下にある「フレンド」を選択肢ます。するとレギュラーマッチのナワバリバトルで遊んでいるフレンドに合流することができます。
プライベートマッチ
ルールやステージ、チームを自由に設定してフレンドだけで遊べる「プライベートマッチ」。参加人数は2〜8人(対戦参加者とは別にもう2人まで、観戦者として参加可能)。もちろんフレンドと合流することができます。
このモードでは、参加者のうち1人が「ロビー」>「プライベートマッチ」を選択して部屋を作成し、その他の参加者は「ロビー」>「プライベートマッチ」から作成された部屋を選ぶことができます。
Onlineラウンジ
スマートフォン用アプリ「Nintendo Switch Online」を使って、友だちを誘ってオンラインプレイを遊ぶことができます。誘えるフレンドは「SNSで繋がっている人」か「Nintendo Switchのフレンド」もしくは「以前に Nintendo Switch Online のアプリを使って一緒に遊んだ人」。
「ロビー」>「Onlineラウンジ」を選択。「ルーム」を作ると、自分のスマートフォンに通知が届くので、届いた通知からスマートフォンアプリ「Nintendo Switch Online」を起動します。画面を進めると、友だちを招待する画面が表示されるので「SNSなどからの招待」「Switchのフレンド」「いっしょにあそんだ人」の中から選んで友達を誘います。
誘われた場合も、スマホに「Nintendo Switch Online」へ通知や招待URLが届きます。通知を開き、招待されたルームをスマートフォン上で開きます。『スプラトゥーン2』ソフトの「Onlineラウンジ」から、招待されているルームを選択し開くとオンラインプレイがはじまります。
フェスマッチ
定期的に開催されているゲーム内イベント「フェス」。「ソロ」で参加する場合はフレンドに合流することはできませんが、「チーム」なら合流可能です。ただし、フェスマッチ(チーム)でフレンド合流するには4人で遊ぶ必要があり、2〜3人では遊べません。4人チームでの参加が必須となっています。
また、当然ながら自分と異なる陣営(チーム)に投票したフレンドに合流することはできません。
ガチマッチ
エクストリームなヤツらが集まる「ガチマッチ」モード。チームメンバーとの連携がより重要になってきます。不公平感を無くすため、このモードではこのモードではフレンドに合流することはできません。
リーグマッチ
ガチマッチのウデマエが「B-」以上になると開放される「リーグマッチ」モード。『2』からの新収録。こちらは “フレンドと一緒にエクストリームバトル” と紹介されており、フレンド同士でガチなバトルを勝ち抜くことが求められるモードです。というわけでこちらはフレンドと合流可能。
2人1組で参加する「ペア部門」と4人1組で参加する「チーム部門」の2種類があり、参加者の1人が部屋を作ることでその他の参加者が合流できます。
上位に入るとメダルをもらえる。
サーモンラン
こちらも『スプラトゥーン2』で新登場の「サーモンラン」。クマサン商会から斡旋されるイクラ狩りのブラックバイトです。参加者のうち1人が「クマサン商会」>「フレンドとバイト」と進み、部屋を作ることで、その他の参加者が作成された部屋に合流できる。
必ずしも4人である必要はなく、足りない場合は他のオンラインのプレイヤーが加わり4人でバイトにチャレンジします。
イカッチャ(オフライン)
『スプラトゥーン2』は、人数分のソフトとニンテンドースイッチ本体を持ち寄って、最大8人までローカル通信で遊ぶことができる。ローカル通信プレイを遊ぶときに利用するのが、ゲーム内の施設「イカッチャ」です。
「イカッチャ」では、プライベートマッチとサーモンランを遊ぶことができます。
プライベートマッチ(イカッチャ)
プライベートマッチのオフライン版。参加人数は2〜8人。プレイヤー同士が互いに目の前にいるので、オンラインとは違った盛り上がりがある。人数が多いとき、パスワードを設定して特定の人とだけ集まることができます。
サーモンラン(イカッチャ)
オンラインでは不定期にバイト募集がかかる「サーモンラン」ですが、ローカル通信プレイならいつでも参加が可能。参加人数は2〜4人。危険度を下げて遊ぶこともできます。またブキの自由度もローカル通信のほうが高くなっています。
というわけで、『スプラトゥーン2』をマルチプレイで遊ぶ方法のまとめでした。残念ながらスイッチ1台でマルチプレイを楽しむことはオフライン/オンライン含めて行えず、人数分のソフトとスイッチ本体が必要になります。ただ本体を持ち寄って遊べるようになったので、スイッチユーザー同士で集まり遊びやすくなりました。