ファミ通を発行するエンターブレインは11日、12月8日に発売された任天堂の新型ゲーム機「Wii U」の初週販売台数、およびソフト販売本数を速報値として発表。ハードは30.8万台、ソフトは上位3本合計で35.9万本でした。売上トップは『New スーパーマリオブラザーズ U』で17.0万本でした。
ソフト売上が公開されたのは上位3タイトルのみで、4位以下の数字については今後の週間ランキングの発表を待つことになります。売上2位は『モンスターハンター3G HD Ver.』で11.0万本、3位は『Nintendo Land』で7.8万本でした。
ちなみに2006年に発売された先代「Wii」は、2日間で37.1万台を販売。ソフトは『Wii Sports』が17.6万本、『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』が14.5万本、『おどるメイドインワリオ』が6.3万本でした(『はじめてのWii』も17万本以上売り上げていますが、リモコン需要が大半だと考えているので今回は省いています)。
今回は任天堂がハード発売と同時に提示する、例えば『Wii Sports』のような機能紹介の役割も担うソフトが『Nintendo Land』で、過去ハードと比べて牽引力が弱いかなと思っていましたが、王道の2Dマリオがそこを見事に補っています。
Wii Uの30.8万台は、据置ゲーム機ではPS2(63.0万台)、Wii(37.1万台)に次ぐ好スタートで、出荷量が限られていた事を考えると健闘したと言えそうです。
Wii U ハード・ソフト 初週売上
ハードウェア
Wii U – 30.8万台
ソフトウェア
New スーパーマリオブラザーズ U – 17.0万本
モンスターハンター3G HD Ver. – 11.0万本
Nintendo Land – 7.8万本