任天堂公式サイトにてその仕様が公開されているWii UのWebブラウザ機能ですが、海外サイト「The HTML5 test」で公開されているベンチマークテストでは、ゲーム機の中ではかなり高スコアを記録している事が報告されています。
Wii Uに搭載されているインターネットブラウザはWebkit技術を活用したブラウザで、HTML5やH.264に対応していることが発表されています。
テストに利用されたブラウザはまだベータ版だったようですが、そうした中でもXbox 360の120ポイントやPS Vitaの243ポイントを上回る323ポイントを記録しています。
主なデバイスやブラウザのスコアは以下の通り
- Wii U ブラウザ – 323 +8
- Nintendo 3DS NetFront – 109 +0
- Xbox 360 IE9 – 120 +5
- Chrome 22 – 434 +13
- Firefox 16 – 372 +10
- Internet Explorer 10 – 320 +6
- iOS 6 Safari 386 + 9
処理性能・描写速度はデバイスによっても変化するので一概に比較できませんが、Wii Uブラウザは、IE10よりもやや多くのWeb標準「HTML5」の機能をサポートしている事がわかります。据置ゲーム機でいうと360上のIE9の約2.7倍。プレゼン映像でもスムーズに動いている様子を見る事が出来ていましたし、快適に利用することが出来そうです。