ニンテンドーゲームキューブのコントローラーである「ニンテンドー ゲームキューブ コントローラ」。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズで継続的にサポートされていることもあり、ゲームキューブで初登場してから 20 年以上、Wii（本体にゲームキューブ互換があった）、Wii U、そして Nintendo Switch 世代でも再販され、愛され続けています。
カラーなどの違いはあれど、再販 GC コンは基本的に当時の仕様をそのまま再現したもの。専用端子なので、Wii U / Nintendo Switch で遊ぶには接続タップが必要です。しかし今後 “新たな” GC コンを期待できるかもしれません。
任天堂製品の出荷情報を追跡する海外データマイナーによれば、Nintendo Switch 2（仮）に関連すると思われるコンポーネントに紛れて、GC コンに関連したものも見つかっています。GC コンの復活は海外ファンの間でここ最近にわかに噂されているトピックで、そして今回、任天堂が新たに製造を進める計画と思われる HGU0480 という製品が該当するのではと推測されていました。
「LDOL」（L-Classics Dolphin、L-ClassicsはNintendo Switch Onlineのレトロコンソールのアプリやサービスに付けられるコードネーム。そしてDolphinはゲームキューブのコードネーム）が付く部品が複数見つかっていることが GC コンの根拠として挙がっています。
そこへ新たに、オリジナルのGCコンに使われているものと同じ振動モーター「TRW1230」が確認。「TRW1230」は N64 コントローラーにも使われているそうですが、すでに部品番号が与えられており、新製品に使われる可能性は低いだろうとされています。LDOL のつくパーツが多いことから HGU0480 は GC コンと見られ、もしそうではない場合、類似する別のワイヤレスコントローラーである可能性が高まると推測されます。
任天堂は最近、「Nintendo Switch Online: Playtest Program」の実施を発表。「Nintendo Switch Online」の新しいサービスに関するテストが行われます。プレイテストの内容（ソフトウェア、ウェブサイトのコンテンツ）は口外しないよう求められており、参加者が任天堂の指示を守る限り外に漏れることはありません。
「Nintendo Switch Online」はかつてのサービス「バーチャルコンソール」の代替としての側面を持っており、加入すると懐かしのファミコン、スーパーファミコン、ニンテンドウ64、ゲームボーイ、ゲームボーイアドバンス、セガ メガドライブのゲームを体験できます。また当時のプレイ感で遊べるよう、各コントローラーの形や大きさを再現した無線コントローラーが、加入者限定で販売されています。新たなハードとしてゲームキューブがここに加わっても不思議ではありません。
