『ポケモン』開発元に不正アクセス、将来プロジェクトを含む大量の内部データが漏えいと報道


GAME FREAK ゲームフリーク

 

『ポケットモンスター』シリーズのメイン開発元として知られるゲームフリークが、大規模なハッキング被害に遭っていたようです。2024年10月10日、ゲームフリークは「不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお知らせとお詫び」として、2024年8月にゲームフリーク社内サーバーへの第三者による不正アクセスが発生したと報告。従業員などの個人情報が漏えいしたとしています。

漏えいした個人情報は、ゲームフリーク従業員等(※退職者や元従業者を含む従業員および委託業務従事者)に関する個人データ(氏名や社用メールアドレス)2,606件。漏えいが確認された方に対しては個別に連絡し対応を進めているとのこと。再発防止策としてサーバーの再構築や再点検をすでに実施。そのうえで、セキュリティ対策をより一層強化することで、再発防止に努めていくとしています。

また過去プロジェクトのソースコードからこの先のプロジェクトに至るまで、大規模な量がオンライン上に漏洩していると報じられています。中にはポケモン第10世代と思われるコードネーム「Gaia」や、「Ounce」と呼ばれるおそらく Nintendo Switch 2(仮)と思われるプラットフォームのコードネームも伝えられます。ちなみに『Pokémon LEGENDS Z-A』のコードネームは「Ikkaku」だそうで、「Gaia」はそれとは異なるプロジェクトのようです。

追加情報によるとポケモン第10世代は次世代機向けのタイトルで、“K”と“N”の2バージョンが存在。現行スイッチでもテストされているのだそう。『Pokémon LEGENDS Z-A』はすでに完成あるいは後期バージョンにあり、Nintendo Switch 向けに開発されています。加えて「Synapse」と呼ばれる、『スプラトゥーン』ライクなオンラインゲームのプロジェクト、映画、アニメ情報も含まれています。

旧世代のドット絵や未使用音楽も浮上しており大規模なデータ漏えいをうかがわせるところですが、これらリーク情報は漏えいデータに基づいているとはいうものの“噂”として処理されており、これからの話の中には信憑性の低い情報も混じっているかもしれません。

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