【マリオ&ソニック】シリーズは「2020年東京オリンピック」で終了、関係者が明かす


マリオ&ソニック

 

2008年の北京オリンピック以来共演が続いた、任天堂の「マリオ」シリーズとセガの「ソニック」シリーズのクロスオーバースポーツゲーム『マリオ&ソニック』。2008年北京から2021年東京大会まで、夏季4大会、冬季2大会が、実際の五輪に先立って発売されてきました。

これまでの流れからすれば2023年冬から2024年にかけて『マリオ&ソニック AT パリオリンピック』が発売されてもおかしくなかったわけですが、2023年冬も、2024年になっても何のアナウンスもなし。

そしてパリ五輪が開幕を迎えました。

マリソにはどうなってしまったのか?

『マリオ&ソニック』シリーズは東京で終了

これまで様々なビデオゲームとオリンピックのタイアップに携わってきた、そしてすべての『マリオ&ソニック』に携わっているゲームプロデューサー Lee Cocker 氏によると、『マリオ&ソニック』シリーズは『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』をもって終了。そのためパリ五輪版が発売されることはないということです。

『マリオ&ソニック』はマリオやソニックファミリーのキャラクターが一堂に介し、各大会に採用される陸上や競泳など実際のオリンピック競技で競うスポーツゲーム。マリオやソニックの世界観を反映しアレンジしたドリーム競技で遊ぶこともできます。1本目の『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』は、Wii / ニンテンドーDS合算で世界1,000万本を超えるヒットを記録しました。

『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』ではた2020年東京オリンピック競技に加えて、前回開催の1964年大会を基にした競技も収録。1964年大会は懐かしのドット絵で遊ぶことができます。

シリーズ新作は通常、本大会が開幕する前に発売されてきました。パリ五輪が開幕してなお任天堂からもセガからもアナウンスがないことを考えると、シリーズに一区切りがついた可能性は高そうです。

なお、通常は一定期間ののち販売終了となる『マリオ&ソニック』シリーズですが、『マリオ&ソニック AT 東京2020オリンピック』はまだ契約期間内なのか販売中です。

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