任天堂は 2024 年 4 月 9 日 9 時をもって、ニンテンドー3DSと Wii U の各種オンラインサービスの提供を終了しました。
これにより『ポケモンバンク』と『ポケムーバー』のような一部タイトルを除いて、3DS/Wii U両プラットフォームのインターネット通信を用いた各種オンラインプレイとのお別れの日となりました。
対応コンテンツを購入できるニンテンドーeショップは2023年3月に終了しています。
インターネット通信を用いないゲームモード(オフライン)のゲームプレイは今回オンラインサービス終了の影響を受けませんが、オンラインプレイ主体のタイトルはもはや以前のように遊ぶことはできません。
『スプラトゥーン1』の各種バトル、『スーパーマリオメーカー』で世界中のユーザーが作成したコースの検索・ダウンロード、今までありがとう。さようなら。
任天堂は X(旧Twitter)で、
「ニンテンドー3DSソフトおよびWii Uソフト」のオンラインプレイサービスは本日4月9日(火)午前9時をもって終了いたしました。長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
と感謝の気持を伝えています。
ニンテンドー3DSは日本で2011年2月26日より各国で順次発売。Wii U は翌年2012年12月8日に発売されました(米国では2012年11月18日、欧州では11月30日)。Wii やニンテンドーDSにもオンライン機能は備わっていましたが、任天堂プラットフォーム上でより本格的なオンラインサービスを楽しめるようになったのがこの世代でした。任天堂のアバター Mii を使って世界中のユーザーとゆるくつながろうというネットワークサービス(Miiverse、わらわら広場など)のチャレンジもありました。
10 年以上続いた無料オンラインサービスはここで役目を終えます。
『スプラトゥーン』『スーパーマリオメーカー』『マリオカート』『大乱闘スマッシュブラザーズ』『どうぶつの森』などのタイトルは、Nintendo Switch で新作が発売中。Nintendo Switch Online(有料)に加入して、オンラインプレイを楽しむことができます。
購入済みソフトやDLC、更新データはダウンロード可能
なお、購入済みソフトや追加コンテンツのダウンロード、更新データのダウンロードは、引き続き利用することができます。ただし将来的にこれらサービスも終了予定です。
3DSの通信機能
「すれちがい通信」はニンテンドー3DS本体同士でローカル通信を行い接続するので、今回のオンラインサービス終了の影響を受けません。一方、「いつの間に通信」はインターネット通信を用いるため、今後は利用できません。たとえば『すれちがいMii広場』ですれちがい通信は利用できますが、ピースあつめの旅の新パネルの配信などは利用できなくなります。