ストロング・ミュージアムが、第10回目となる2024年の「世界ビデオゲームの殿堂」(World Video Game Hall of Fame)の最終候補を発表。任天堂の『メトロイド』も名を連ねています。公式サイトではファン投票が2024年3月21日まで行われています。お気に入りタイトルへ投票しよう。
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『メトロイド』がビデオゲームの殿堂にノミネート
『メトロイド』は1986年に任天堂が開発・発売したファミコン ディスクシステム用ソフトで、今に続く謎解きアクション・アドベンチャーシリーズの第1弾。プレイヤーは当時としては珍しい女性の主人公サムス・アランを操作し、宇宙海賊に奪われたメトロイドを取り戻すため、宇宙海賊の本拠地「要塞惑星ゼーベス」を探索します。クリアタイムでエンディングが変わる体験も新鮮でした。
選考基準
「World Video Game Hall of Fame」は2015年よりスタート。「Icon Status(広く認知され、記憶に残る)」「Longevity(一過性ではなく、長期に渡って人気を維持している)」「Geographical Reach(2つの基準を国際的に満たしているかどうか)」「Influence(他のゲームデザインや開発、エンタメ、大衆文化や社会への影響力)」の観点から選考・選出が行われます。
初回は『スーパーマリオブラザーズ』や『テトリス』『パックマン』『ポン』『DOOM』『World of Warcraft』が選ばれました。
以降、毎年開催されており、任天堂からは『ゼルダの伝説』や『ドンキーコング』『ポケットモンスター 赤・緑』『スーパーマリオカート』『どうぶつの森+』『ゼルダの伝説 時のオカリナ』『Wii Sports』が選ばれています。
日本から『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』『ストリートファイターII』『ファイナルファンタジーVII』『ダンスダンスレボリューション』も過去選ばれています。
『ゼルダの伝説』と同じ1986年に誕生した『メトロイド』。2018年にも最終候補に選ばれていましたが、このときは『ファイナルファンタジーVII』や『Madden NFL』『トゥームレイダー』『スペースウォー!』が選ばれ殿堂入りを逃しました。今年はどうか。
Nintendo Switch で2Dシリーズ本編全作を遊べる
なお初代『メトロイド』を含む、これまで発売されている2D『メトロイド』シリーズ本編は、Nintendo Switch で全作遊ぶことができます。Nintendo Switch Online では『メトロイド』『メトロイドII RETURN OF SAMUS』『スーパーメトロイド』が配信中。「+追加パック」では『メトロイドフュージョン』、そして最新作『メトロイド ドレッド』も。