2024 年で 8 年目に入る Nintendo Switch の次のハードへの関心が高まるなか、任天堂の古川俊太郎社長は 2024 年 2 月 6 日にオンラインで行われた 2024 年 3 月期 第 3 四半期決算説明会 質疑応答にて、将来登場してくるハードウェアについて簡単にコメントしています。
古川社長は任天堂は常に新しいハードウェアとソフトウェアの研究開発を行っているとした上で、現時点で Nintendo Switch の後継機種について話せることはないと述べました。また引き続きスイッチのビジネスが好調であることで、次世代機の発売時期に影響が出るのかどうかという質問に対しては、「新しいハードウェアの準備というのは長い時間をかけて、しっかり計画して進めていくものですので、直近のビジネスの状況によって、そうした計画に影響が及ぶことはありません」と説明しています。
2024年もスイッチがまだしばらく任天堂のビジネスの中心にいることは間違いありませんが、好調が持続しようとも、任天堂の考えるタイミングがくれば次世代機がお披露目されることになりそうです。
また影響力の大きなメディアが行っている、あたかも任天堂が公表した情報であるかのような報道に対して苦言を呈する場面もあったようです。
新しいハードウェアについて、当社は常に新しいハードウェア、ソフトウェアの研究開発を行っていますが、それ以上にお伝えできることはありません。また、以前申し上げたとおり、最近、インターネットを中心に、あたかも当社が公表した情報であるかのような記事や憶測が報道されることがあります。しかし、当社が公式に発表したものでない情報に関しては、お客様や投資家の皆様を惑わせることにもなりかねません。当社が公式ウェブサイトやSNSから発信する情報をご覧いただいた上で、適切にご判断いただきたいと考えています。なお、新しいハードウェアの準備というのは長い時間をかけて、しっかり計画して進めていくものですので、直近のビジネスの状況によって、そうした計画に影響が及ぶことはありません。
2024年3月期 第3四半期決算説明会(オンライン) 質疑応答(要旨)