N64で1,500km/hという速度を60fpsで表現し、その次世代機であるゲームキューブでさらなる高みへ到達した『F-ZERO』シリーズの新作『F-ZERO GX/AX』は、2003年に発売され、任天堂とセガとのコラボ開発によるものでした。
開発がセガだけあって難易度も任天堂のこれまでのシリーズより高めになっていて、なかなか手強い。でもこれ今遊んでも面白いんだよなあ。ハイスピード成分が欲しいときに遊ぶと丁度良いです。
ゲームキューブ用ソフトとはいえ、ワイド画面&プログレッシブ対応でWii用ソフトといっても通用しそうなグラフィックだし、独特の浮遊感と30台で争う高速レースはやみつき。WiiにGC互換がついていて良かったなと思える作品の1つですね。リアル系のゲームもいいけど、ゲームならではのぶっ飛んだ設定のこういうゲームもまた面白いし必要なんじゃないかと思いますよ。リアルを追求していけばそのうちゲームじゃなくてシミュレータになってしまうし。
ただあんまりプレイ間隔が空きすぎると、久しぶりに遊んだときに自分の下手くそさに愕然としますね。魅力であるはずのスピード感にについていけなくて、勘を取り戻すまでが大変。よく昔の自分はこれをリタイアせずにクリア出来ていたなと。
セーブデータが飛んでしまったのでちょくちょくやり直していたんだけど、エメラルドとダイヤのマスタークラスやストーリーが全然クリア出来ず、隠しキャラやコースが出せていません。くそっ。AXのキャラやコースで遊びたいよう。
Wiiでもリモコン操作を活かした新作を待っているんだけども、新作タイトルの発表すらありませんね。どうしたF-ZERO、このまま終わってしまうのか。
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