アクティビジョン・ブリザード・キングの買収が完了しコンテンツホルダーとしてより存在感を増すこととなったマイクロソフト。パブリッシャーとして彼らは自社タイトルを Xbox や PC にとどめておくのではなく、任天堂やソニーのPlayStationを含む “すべてのプラットフォーム” でリリースしていきたい考えを、マイクロソフト CEO のサティア・ナデラ氏が明らかにしています。
ナデラ氏はゲーム事業がマイクロソフトにとって重要なビジネスであるとした上で、ゲームビジネスと急速に発展する AI 分野との相乗効果にも期待を寄せています。
先日、『Sea of Thieves』や『Hi-Fi Rush』といった Xbox タイトルが PS5 や Nintendo Switch に対応するのでは？などといった噂が出回りました。CEO の発言はマイクロソフトのファーストパーティータイトルに関するこうした噂が真実となる可能性が高いことを示しているように見えます。
任天堂ハードの場合は性能差があるため移植は容易ではないかもしれませんが、パフォーマンス上問題なければスイッチやその次世代機で登場してくる可能性が？
マイクロソフトのマルチプラットフォーム戦略としては、メジャーなところでは『マインクラフト』がモバイルも含め多くのプラットフォームに対応。Nintendo Switch でも遊ぶことができます。
マイクロソフトはまた、世界で最も人気の高いビデオゲームのひとつであるアクティビジョンの『Call of Duty』シリーズを、任天堂プラットフォームなど他社向けに 10 年提供する契約を結んでいます。
